【ワシントン=尾関航也】米大統領選民主党指名争いの候補者討論会が11日、米中西部ウィスコンシン州で行われた。
ニューハンプシャー州予備選で惨敗したヒラリー・クリントン前米国務長官(68)は、20日の次戦ネバダ州党員集会へ向けて巻き返しを図ったが、バーニー・サンダース上院議員(74)の攻勢に防戦に回る場面も目立った。
サンダース氏は「腐敗した選挙資金制度の下、ウォール街(米金融界)と大金持ちが彼らの選ぶ候補に巨額の資金をつぎ込んでいる」とし、クリントン氏が金融機関の献金を受けていることに矛先を向けた。
クリントン氏は「オバマ大統領も金融機関の献金を受けたが、必要となればウォール街に立ち向かった」と、オバマ氏を引き合いに出しながら献金の正当性を主張した。(読売)
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