20360 金正恩氏「さらに打ち上げる」ミサイル発射継続表明   古沢襄

■16日は父親・金正日総書記の誕生日「光明星節」

【ソウル=藤本欣也】北朝鮮は16日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の父親、金正日(ジョンイル)総書記の誕生日である「光明星節」を迎える。

ラヂオプレス(RP)によると、15日には平壌体育館で祝賀の中央報告大会が開かれ、最高人民会議の金永南(ヨンナム)常任委員長が、地球観測衛星「光明星4号」の打ち上げと称して7日に発射した長距離弾道ミサイルに関し、「最大の民族的祝日を輝かしく飾った」などと成果を強調した。

14日には平壌の錦繍山(クムサスン)太陽宮殿広場で朝鮮人民軍将兵らによる式典が行われた。

また、「衛星の打ち上げ成功」に寄与した科学者、技術者、労働者らを招いた宴会が13日、平壌市内で催され、金第1書記が李雪主(リソルジュ)夫人とともに出席した。

金第1書記は「さらに高い目標を達成するための科学研究事業に邁進(まいしん)し、今後、実用衛星をもっと多く打ち上げるべきだ」などと演説し、長距離弾道ミサイルの発射を継続する方針を改めて示した。

「衛星打ち上げ」の目的については、「わが人民に民族的誇りと自負心を抱かせるためだった」と述べ、関係者らの功績をたたえた。李夫人の動静が伝えられるのは昨年10月以来。(産経)

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