28日朝、北海道新冠町の牧場で競走馬2頭が死んでいるのが見つかり、警察は、馬の体に銃弾が当たったような傷があったことなどから、銃で撃たれて死んだとみて調べています。
28日午前7時ごろ、北海道新冠町朝日にある「競優牧場」から、「競走馬2頭が死んでいる」と警察に通報がありました。
警察が調べたところ、2頭は牧場の離れた場所で死んでいて、わき腹や頭部に銃弾が当たったような傷があったほか、1頭の近くにはライフル銃のものとみられる空の薬きょうが4個落ちていました。
2頭はいずれもデビュー前の若いオスで、牧場では27日の昼前から28日朝までの予定で放牧していたということです。
27日の夕方には生きているのが確認されていましたが、27日午後9時ごろに、近くに住む人が銃声のような音を聞いたということです。
この地域は全国有数の競走馬の産地で牧場が多く、周辺ではシカが牧場に侵入して牧草を食べるのを防ぐため猟銃を撃つことがあるということです。
警察は、2頭が銃で撃たれて死んだとみて詳しい状況を調べています。(NHK)
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