アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びは、共和党では4つの州で、民主党では3つの州で予備選挙や党員集会が行われ、このうち共和党ではクルーズ上院議員がカンザス州とメーン州で、民主党ではサンダース上院議員がカンザス州でそれぞれ勝利しました。
ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けた候補者選びは5日、民主・共和両党の予備選挙や党員集会が各地で行われ、集計作業が進められています。
このうち、共和党では保守強硬派のクルーズ上院議員が中西部カンザス州と東部メーン州で、不動産王のトランプ氏や若手のホープとされるルビオ上院議員らを抑えて勝利しました。
これまでの候補者選びでは、トランプ氏が10の州で勝利し勢いを増していますが、クルーズ氏が支持基盤であるキリスト教保守派が多いカンザス州などを制し、合わせて6つの州で勝利したことになります。
一方、民主党では格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員がカンザス州で女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官を抑えて勝利しました。
これまでの候補者選びではクリントン氏が10の州で勝利し指名獲得に一歩近づいていますが、巻き返しをねらうサンダース氏が6勝目を挙げました。
このあと、ほかの州の結果も順次判明していく見通しです。
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