■自民候補と競合する埼玉、神奈川、愛知、兵庫、福岡の5選挙区で
自民党の谷垣禎一幹事長と茂木敏充選対委員長は10日午前、自民党候補と競合する埼玉、神奈川、愛知、兵庫、福岡の5選挙区の公明党候補に対し、3月中に推薦を出すことを決めた。
党本部で5県連幹部と会談し、方針を伝えた。午後にも公明党の井上義久幹事長、斉藤鉄夫選対委員長と会談し、推薦決定に向けた最終調整に入る。
茂木氏は会談後、記者団に「与党である自民、公明両党がしっかり連携する姿を示したい」と強調。5選挙区にそれぞれ自民党候補がいることから「わが党の候補が確実に当選できることが絶対条件だ。党本部としても万全の支援体制を取っていきたい」と述べた。
公明党は独自候補を擁立する7選挙区のうち、埼玉(改選3)▽神奈川(同4)▽愛知(同4)▽兵庫(同3)▽福岡(同3)-で自民党に推薦を要請していた。自民党は公明党に32の改選1人区に擁立する自民党候補への推薦を求めている。
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