５月の伊勢志摩サミットに向け、警察庁は１４日、全国から志摩市などに応援派遣される警備部隊の隊長らを対象とした会議を津市内で開いた。
同庁の金高雅仁長官のほか、サミット警備の中核を担う全国の警察の機動隊長ら約１８０人が参加。金高長官が「賢島周辺の環境や沿道の状況を把握し、訓練を徹底してもらいたい」と訓示した後、同庁の担当者らが警備の基本方針や計画などを説明した。
金高長官と機動隊長らは１５日に賢島を視察し、各国首脳らが通る道路の状況なども確認する。金高長官は会議後、報道陣の取材に「サミット警備は実質的に始まっていると言っても過言ではない。安全確保に全力を尽くす」と強調した。
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