20542 ペルー大統領選 ケイコ・フジモリ氏が支持率トップ維持   NHK

来月行われるペルーの大統領選挙を巡り、新たな世論調査の結果が発表されフジモリ元大統領の長女のケイコ・フジモリ氏が候補者の間でトップの支持率を維持する一方、選挙が決選投票にもつれこめば接戦になると予想されています。

来月10日に行われるペルーの大統領選挙には、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女、ケイコ・フジモリ氏など合わせて17人が立候補しています。

14日、発表された世論調査によりますと、各候補者の支持率はケイコ・フジモリ氏が32%と最も高く、次いでペドロ・クチンスキー元首相が14%、アルフレド・バルネチェア元下院議員と国会議員のベロニカ・メンドーサ氏がいずれも9%などとなっています。ケイコ・フジモリ氏は、去年10月から毎月行われているこの世論調査で30%台の支持率を維持し、選挙まで1か月を切った現在も大きなリードを保っている形です。

一方、来月の選挙で有効票の過半数を獲得する候補者が出なければ、6月に上位2人による決選投票が行われることになっています。それを想定した調査では、ケイコ・フジモリ氏の支持率が39%だったのに対しクチンスキー元首相が40%と1ポイント上回っていて、選挙が決選投票にもつれこめば接戦になると予想されています。

各候補者が活発に選挙活動を行うなか、ケイコ・フジモリ氏が2人目の日系人大統領となるかどうか注目されます。

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