米大統領選へ向けた民主・共和両党の指名候補選びは15日、フロリダ州やノースカロライナ州など5州で予備選が行われた。
共和党はフロリダ州でドナルド・トランプ氏がマルコ・ルビオ上院議員を下し、地元で大敗を喫したルビオ氏はレースからの撤退を表明した。
フロリダ州を抑えたことでトランプ氏は共和党の指名獲得へ向けて大きく躍進したことになる。オハイオ州では現職知事のジョン・ケーシック氏がトランプ氏を抑えて勝利した。
民主党はフロリダ、ノースカロライナ、オハイオの3州でヒラリー・クリントン前国務長官がバーニー・サンダース上院議員を下した。
AP通信によると、フロリダ州の共和党予備選では開票率44.9%の時点でトランプ氏の得票率が45.3%、ルビオ氏は27.8%。テッド・クルーズ上院議員の得票率は16.3%で、オハイオ州のジョン・ケーシック知事は6.6%だった。
民主党のクリントン氏は予想通り、フロリダ州でサンダース氏を下した。AP通信は投票終了直後にクリントン氏の勝利が確実だと報じた。開票率48%の時点で、クリントン氏の得票率は65.2%、サンダース氏は32.6%だった。
ノースカロライナ州では投票終了後、1時間程度でAP通信がクリントン氏の勝利が確実だと伝えた。開票率4.6%の時点で、クリントン氏の得票率は58.6%、サンダース氏は38.1%だった。
クリントン、サンダース両氏にとって重要な州とみられていたオハイオ州はクリントン氏が抑えた。開票率4%の時点で、クリントン氏の得票率は65.8%、サンダース氏は33.0%だった。
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