■ベルギー検察が明らかに
【3月23日 ブリュッセル/ベルギー ＡＦＰ】ベルギーの検察は23日、首都ブリュッセル（Brussels）の22日に発生した連続テロの容疑者2人が兄弟だったと特定するとともに、昨年11月に仏パリ（Paris）で起きた同時多発テロ実行グループの主犯格サラ・アブデスラム（Salah Abdeslam）容疑者とつながりがあったと述べた。
同国の連邦警察によれば、兄弟の1人であるブラヒム・エルバクラウイ（Ibrahim El Bakraoui）容疑者はブリュッセルの空港で自爆した一方、もう一人のハリド・エルバクラウイ（Khalid El Bakraoui）容疑者は、混雑する地下鉄駅で爆弾を爆発させた。
警察はベルギー国籍を持つエルバクラウイ兄弟が、昨年11月に仏パリ（Paris）で起きた同時多発テロ実行グループの主犯格サラ・アブデスラム（Salah Abdeslam）容疑者とつながりがあるとみて捜索を進めていた。
アブデスラム容疑者は先週18日、ブリュッセルでの大規模な捜索によって逮捕されたばかりだった。
また、ベルギーの公共放送RTBFによれば、ハリド容疑者は先週、ブリュッセル市内でアパートを偽名で借りており、警察が家宅捜索を行った際、同アパートでアブデスラム容疑者の指紋が見つかったという。
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