■今年だけで既に7回もミサイル・ロケット発射
北朝鮮が1日、東海(日本海)に向けて短距離地対空ミサイル1発を発射し、武力の誇示を行った。今年2月7日に長距離ミサイルを発射して以降、今年だけで7回(計18発)のミサイル・ロケット挑発を敢行したことになる。
韓国軍の合同参謀本部(合参)は1日「北朝鮮が午後0時45分ごろ、咸鏡南道宣徳付近から東海に向けて短距離地対空ミサイル1発を発射した」と発表した。
宣徳は、先月29日に300ミリ放射砲(多連装ロケット砲)1発を発射した元山から60キロほど北にある場所だ。韓国軍の消息筋は「この飛翔(ひしょう)体は、およそ30キロ飛行した。北朝鮮が保有するSA2またはSA3ミサイルと推定される」と語った。北朝鮮が地対空ミサイルを発射したのは、昨年3月以来およそ1年ぶり。
情報当局では、米国ワシントンで開かれた核セキュリティー・サミットにおいて韓米日首脳が「北朝鮮が核を放棄するまで圧迫を続ける」と合意したことに対し、北朝鮮が武力の誇示で反発したものと判断している。北朝鮮は、国連安全保障理事会が北朝鮮制裁決議を採択した先月3日にも、東海に向けて300ミリ放射砲を発射した。
韓国軍当局はとりわけ、北朝鮮がさまざまなロケット・ミサイルを1カ月間で集中的に発射していることに注目している。
3月3日の300ミリ放射砲を皮切りにスカッド・ミサイル(3月10日)、ノドン・ミサイル(3月18日)、300ミリ放射砲(3月21日・29日)、地対空ミサイル(4月1日)など、計4種類の地対地または地対空飛翔体を発射した。
韓国軍の消息筋は「北朝鮮が異例の短期間で『総合ミサイルセット』を披露したのは、来月36年ぶりに開催される第7回党大会を前に、軍事的成功を誇示しようとする狙いがある」と語った。
また先月29日、北朝鮮が元山から両江道の内陸部に向けて300ミリ放射砲を発射した際、命中したかどうかを明らかにしなかった点にも韓国軍当局では注目している。韓国国防部(省に相当)の関係者は「当時、放射砲が命中しなかったせいで、北朝鮮軍幹部が成功する確率の高い地対空ミサイルを1日に発射した可能性もある」と語った。
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