19日午後5時52分頃と同8時47分頃に、熊本市周辺を震源とする地震が相次ぎ、熊本県八代市で震度5強と5弱をそれぞれ観測した。
気象庁によると、震源の深さは10キロと11キロ、地震の規模を示すマグニチュードは推定5・5と5・0だった。
14日夜以降、熊本、大分両県で起きた震度1以上の地震は19日午後9時現在、計639回に上った。19日午後に記者会見した同庁の青木元げん・地震津波監視課長は「熊本県から大分県にかけて地震活動が活発になっている。今後、少なくとも1週間は震度6弱程度の地震に注意してほしい」と呼び掛けた。
また同庁は、16日未明から震度計に不具合が生じていた熊本県宇土うと市に臨時の震度計を設置し、19日午後3時から運用を始めたと発表した。
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