規模の大きな地震が相次いでいる熊本県や大分県などでは、ところによって25度以上の夏日となっていて体調の管理に注意が必要です。
一方、前線と低気圧の影響で、21日の朝からは非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
規模の大きな地震が相次いでいる熊本県と大分県では、20日朝は▽大分県の由布市で1度8分、▽熊本県の南阿蘇村で2度8分などとところによって0度近くまで冷え込みました。
夜が明けてからは晴れて各地で気温が上がり、午後0時半までの最高気温は▽大分県の日田市で25度7分と夏日となっているほか。▽熊本市で24度5分などとなっています。このあとも気温は上がる見込みで、気温の差が激しいことから気象庁は体調の管理に注意を呼びかけています。
また、21日は前線を伴った低気圧が九州に近づく見込みで、熊本県や大分県など九州北部では、21日の朝から局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
21日の昼までに降る雨の量はいずれも多いところで▽熊本県で120ミリ、▽大分県で100ミリなどと予想されています。また、21日は風も強まり、最大風速は九州北部の▽陸上で18メートル、▽海上で20メートルと予想され、最大瞬間風速は30メートルに達する見込みです。
気象庁は被災地では、これまでの地震で各地で地盤が緩んでいるため、雨による土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。
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