北朝鮮で2001年まで専属料理人を務め、4年前、11年ぶりに北朝鮮を訪れキム・ジョンウン(金正恩)第1書記と面会した日本人男性が、今月、再び北朝鮮を訪問したことが分かりました。
滞在中に要人との面会が行われたかや、北朝鮮が男性の訪問を許可した意図に注目が集まりそうです。
この男性は、2001年までの13年間、北朝鮮でキム・ジョンイル(金正日)総書記の専属料理人を務めた藤本健二氏です。
藤本氏は、当時交流があった後継者のキム・ジョンウン第1書記の招きで、4年前、11年ぶりに北朝鮮を訪れ、キム第1書記から直接、「いつ来ても歓迎する」と言われたことや、拉致被害者の横田めぐみさんの名前を挙げて問題の解決や日朝関係の改善を呼びかけたことを、帰国後、明らかにしていました。
同じ年、北朝鮮に再度、渡航しようとしたときはビザが発給されませんでしたが、今月12日から4年ぶりに北朝鮮を訪問したことが分かりました。
23日、ピョンヤンから北京空港に着いた藤本氏は詳しいことは明らかにしませんでしたが、北朝鮮は今月15日が故キム・イルソン(金日成)主席の誕生日で国を挙げて祝賀行事が行われたことから、それに合わせて招待された可能性があります。
前回の訪問の時のように要人との面会が行われたかや、軍事的な挑発を繰り返す北朝鮮が藤本氏の訪問を許可した意図に注目が集まりそうです。
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