九州新幹線は、運転ができなくなっていた熊本と新水俣の間での試験運転で安全が確認されたとして、午後2時台の列車から13日ぶりに全線で運転を再開することが決まりました。
九州新幹線は、今月14日の地震で回送列車が脱線したほか、防音壁や高架橋などの設備およそ150か所で損傷が見つかり、博多から鹿児島中央までの全線で運転ができなくなりました。
その後、復旧工事を進め、今月20日に熊本県の新水俣と鹿児島中央の間で、23日には博多と熊本の間で、運転を再開しました。
そして、残る熊本と新水俣の間で脱線した車両の撤去などが終わったことから、JR九州は、27日午前9時ごろからこの区間で試験運転を行い、安全を確認したということです。
これにより、九州新幹線は、午後2時台に博多駅を出発する列車から、13日ぶりに全線で運転を再開することが決まりました。
27日の列車はすべて各駅に停車し、本数も減らすほか、一部の区間では速度を落として運転します。このため、博多と鹿児島中央の間は、ふだんの最も速い列車より1時間長いおよそ2時間20分かかるということです。
また、27日は、山陽新幹線との乗り入れは行わないということです。
<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>
コメント