【カイロ=溝田拓士】米国のバイデン副大統領は28日、事前の予告なしにイラクの首都バグダッドを訪問し、アバーディ首相と会談した。
イラク首相府によると、イスラム過激派組織「イスラム国」対策のほか経済問題などを協議した。
アバーディ政権は「イスラム国」の中心拠点モスルの奪還作戦が難航する一方、首都では政権に対する抗議デモの対応を強いられている。
米政府は「イスラム国」対策への影響を懸念しており、4月に入り、ケリー国務長官とカーター国防長官も相次いでイラク入りするなど関与を強めている。
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