11月の米大統領選に向けた民主・共和両党の候補指名争いは3日、インディアナ州で予備選が行われ、共和党はドナルド・トランプ氏が勝利した。
共和党の候補指名争いで獲得代議員数が2位だったクルーズ上院議員は同日、インディアナ州の予備選敗退を受け、選挙戦からの撤退を決めた。クルーズ氏の撤退表明を受け、トランプ氏が事実上、共和党の指名を獲得することが確実な状況になった。
開票率73.4%の段階で得票率はトランプ氏が52.9%、2位はクルーズ上氏で36.9%、3位はケーシック・オハイオ州知事で7.7%。同氏は「トランプ阻止」のためクルーズ氏との取り決めで同州での選挙運動を見送った。
インディアナ州での勝利によってトランプ氏は共和党の指名獲得に向け大きく前進。同州の代議員数は57人。来週ネブラスカなど9州での予備選を勝ち進み、6月7日に開催される最終の大票田カリフォルニア州予備選で勝利すれば、7月の党大会前に指名に必要な代議員総数の過半数(1237人)に到達できる。
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