(平壌 9日 ロイター)北朝鮮の金正恩第1書記は9日、朝鮮労働党の党委員長に就任した。メディアが報じた。
アナリストらは、第1書記が36年ぶりの党大会を自身の権力固めに利用すると予想、第1書記の昇進人事が行われると見込んでいた。
朝鮮中央通信(KCNA)によると、党大会は「経済建設と核戦力の構築を同時に進める戦略を一環して採用する。帝国主義者が核の脅威や勝手な行いに固執する限り、われわれは自衛的な核戦力を質量ともに高めていく」とした。
北朝鮮の核保有国宣言について韓国は非難し、野心を放棄するまで北朝鮮に圧力を掛け続ける方針を示した。
金第1書記が週末、緊張緩和に向け、南北間の軍事協議が必要と表明した件で、韓国統一省の報道官は記者会見で「北朝鮮が非核化に誠意を示すときにだけ、真の対話が可能となる」と述べた。
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