三重県志摩市で26、27日に開催される主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を間近に控えた21日、主会場となる賢島かしこじまへの立ち入りが原則禁止された。
サミットまであと5日。警察は警戒態勢を最高レベルに引き上げ、厳重な警備に当たっている。
賢島へは28日朝まで、外務省発行の顔写真付きIDカードを持つ住民や島内の事業所で働く人たち以外は立ち入りできない。賢島へ乗り入れる近鉄電車や三重交通の路線バス、定期船も運休となった。
この日は午前6時、賢島につながる「賢島橋」と「賢島大橋」を警察官が伸縮式のフェンスで封鎖。国道167号の賢島橋手前の空き地には外務省の保安検査所が設けられた。
島内の事業所へ向かう車は次々に検査所へ誘導され、警備員らがIDカードと車両証を確認。「IDを所持していない人は通れません」と告げられ、引き返す男性もいた。検査所は1か所だけで、もう一方の賢島大橋からは出入りできない。
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