加瀬英明

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13526 国力と外交力と存在感は哲学の有無にある   加瀬英明

この6月にワシントンを訪れて、政権、議会、研究所の友人たちと懇談したが、アメリカの外交戦略が変容しつつあることを、痛感した。今年1月で、オバマ政権が2期目に入ったが、巨額の財政赤字を建て直すために、向う10年間で連邦支出から、1兆1千億ドル...
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13446 反日で国の誇りを支える韓国の不思議   加瀬英明

『韓国軍の仮装敵が日本』という、新幹線の車上で無料で配られている、月刊誌の広告が新聞に載っていた。私はブッシュ(息子)政権のラムズフェルド国防長官と、親しかった。下院議員時代に、信越化学の小坂徳三郎氏が主催した、下田会議で知り合った。韓国の...
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13380 韓国がひた隠しする韓国軍「慰安婦」関連資料   加瀬英明

橋下大阪市長の「慰安婦」をめぐる発言が、内外で大きな波紋をつくった。いつものように、韓国の反日世論が涌き立った。ことあるごとに、日本に悪態をついて快感に浸たる。なぜ、韓国はこのようにいじけているのかと思う。だが、困ったことに、アメリカでも日...
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13277 極東に咲いた世界の花、江戸   加瀬英明

 1極東に咲いた江戸の花みなさん、こんにちは。今日は江戸時代の話をこれから進めていきます。しばらく前に、江戸開府400年という年がめぐってきました。ご記憶の方もおいでかもしれません。江戸時代には、伊勢神宮は例外として、いちばん大事な神社とい...
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13094 “SELF DEFENCE”では国を守ることはできない 加瀬英明

怪しげな日本製の英語が、多く横行している。その代表的なものが、「マンション」だ。英語で「マンション」というと、壮麗な大邸宅のことだ。私は英語を生業にしてきたから、若者からしばしば「どうしたら、英語が上達するでしようか?」という質問を受ける。...
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12897 視覚障害者による写真に学ぶ   加瀬英明

私は40歳になってから、身障者福祉にかかわるようになった。あのころから、忙しい毎日を送っていた。 それでも、心の片隅で身体障害者の役に立ちたいという、願望をいだいていた。盲人福祉活動に携わって、今日に至っているが、貴重な精神的体験をすること...
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12753 自衛隊員の志気を高めるため憲法改正の前にやるべきこと   加瀬英明

日本が独立を回復してから、61年もたつが、憲法改正へ向かって、ようやく動きだした。大多数の日本国民が中国が乱暴に振る舞い、アメリカの力が相対的に衰えさせているなかで、現行憲法によっては国を守れないことを、認めるようになっている。私はアメリカ...
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12647 河野、村山談話の罪重い   加瀬英明

北朝鮮がミサイルを発射する構えを示して、「ワシントンを火の海とする」「核ミサイルを撃ち込む」「東京も例外ではない」と、連日これでもかこれでもかと、戦争熱を煽り立てている。北朝鮮の芝居の振付け師は、中国だ。ピョンヤンのテレビ放送の画像を見てい...
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12482 台湾の土壌と文化 ハリー・フランクの見た台湾 加瀬英明

1月に、岸田文雄外相が台湾は「重要なパートナー」であり、「民主、自由、平和といった基本的価値観を共有している」と、表明した。昨年12月に、ワシントンで古本屋を覗いたら、1924(大正13)年に刊行された『GLIMPSEOFJAPANANDT...
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12438 習近平主席が強行する 中国の“腐国強国”化 加瀬英明

3月に、北京で全人代が開催されて、習近平新体制が発足した。習国家主席は、昨年11月の党大会で党総書記と、党中央軍事委員会主席に就任した時に、「軍事闘争の準備を最重視する方針を堅持」すると述べたが、全人代の閉幕式の演説で、「中華民族の偉大な復...