古澤襄

古澤襄

20876 五月三日は父・古沢元の命日  古沢襄

今夜はマグロのたたきにホッカホッカご飯。ネギを刻み込んだマグロのたたきは私の好物。マグロの刺身よりも好きである。サングラスをかけた私に愛犬バロンは妙な顔をして寄りつかない。いつもと違うと思っているのだろう。夜になればサングラスはいらない。外...
古澤襄

20875 ヤクザに間違えられた黒いサングラス   古沢襄

初夏の季節になるとサングラスが必要になる。どこかにしまってあるのだが、みつからないので、ヘルパーさんに頼んで安物を買ってきて貰った。サングラスには想い出がある。親しくして頂いた宮崎日々の社長から「文学支社長 遊びにおいで」と誘われた。同人雑...
古澤襄

20874 ヒラリー外交の最大の課題 対中国政策   古沢襄

午後になって、またメジロが飛んできた。つくばいの水を飲んでいる。米大統領選はヒラリー・クリントンが有利になったかに見える。日米関係、米中関係はどう動くのか。ヒラリーは二〇〇六年当時の国務長官。当時の日本は民主党政権。米中関係は悪くはなかった...
古澤襄

20870 淡い渋味は日本茶 香りはコーヒー   古沢襄

眠い。愛犬が吠える度に、来客かと玄関に出てみるが、たいていは空振り。寝ぼけた目で庭をみたら、メジロが二羽、飛んできた。つくばいの水を飲んでいる。可憐な姿が愛おしい。スズメも可愛いが、メジロには敵わない。野生化した文鳥もやってくる。つくばいの...
古澤襄

20866 真田は徳川にとって不倶戴天の敵?   古沢襄

真田幸村の名が戦国の英雄として後世に残ったのは、大阪夏の陣で徳川家康の本陣に突っ込み、「真田の兵は日本一」の名を轟かして散った美しさにある。だが戦国武将としての才覚は父親の真田昌幸には及ばない。昌幸は甲斐の武田信玄に仕え、三男だったので武田...
古澤襄

20856 日本人の心と大地に根付いた”梅”   古沢襄

刻んだカリカリ梅を一日に一度は小匙でひとつ口にするようにしている。口の中がサッパリして気持ちが良い。近く京都から「京小梅」が送ってくる。信州のカリカリ梅よりは上品なのでこちらの方が気に入るかもしれない。しかし梅漬けは、やはり大ぶりな梅が流行...
古澤襄

20853 富山の合い盛りウドンが懐かしい   古沢襄

冷たい”盛り”なのだが、ソバとウドンの「合い盛り」が好み。お江戸で覚えた合い盛りなので、当然のことながらソバが勝ると思っていた。ただウドンを関西風ではなくて関東風のつけ汁で食べてみたいと思っていて久しい。たしかに麺はソバの方が良かった。だが...
古澤襄

20852 粗食で八十四歳まで長生き   古沢襄

未明の三時半に起きて”飯炊き”と言ったら笑われそうだが、このところロクなものを食べていない。さすがに腹が減って堪らないので未明の飯炊きになった。と言っても冷蔵庫を開けてもロクなものがないので、ネギをたっぷり刻んで納豆飯でも食べようかと思って...
古澤襄

20846 落下傘兵のように飛ぶタンポポの花   古沢襄

庭に黄色いタンポポの花が咲いている。犬の散歩で見かけないタンポポ。どこから飛んできたのか。タンポポには少年時代の想い出が詰まっている。信州に疎開して農家の勤労動員に行った。ヤギの乳をご馳走になったり、大きな白米のおにぎりも食べることが出来た...
古澤襄

20845 大地震も怖いが、大噴火も怖い   古沢襄

居間の室温は19度、やはりひんやりとする。ストーブをつけて22度にあげる。バロンがやってきて私の足元でゴロリ。首と背中を撫でてやると二度寝を始めた。きょう土曜日の午後は入浴日。湯槽に漬かっていると気持ちがいいので眠くなる。次女からカリカリ梅...