未分類 29 土楽右衛門焼きの焼き物 古沢襄 私の母の実家が、長野県の陶器店だったせいで、門前の小僧何とやらで、陶器の目利きの真似事が何とか出来る。おまけに赴任地が九谷焼の金沢、有田焼きの里に近い博多だったものだから、窯元によく通って実地の勉強をすることが出来た。母の祖母、私からいうと... 2006.07.13 未分類
未分類 28 才能豊かな漫画家の死 古沢襄 中村篤九という才能豊かな漫画家について語れるのは、私だけになったのではなかろうか。父・古沢元と中村篤九は兄弟の様な交わりを結んでいた。中村篤九は古沢元のことを「兄貴!兄貴」と呼んでいた。まさに家族ぐるみの付き合いで、両家はお互いに行ったり来... 2006.07.13 未分類
未分類 27 「日本海・防空艦隊」構想 古沢襄 米国防総省がQDR(四年ごとの国防計画見直し報告)によって、米海軍の主力を太平洋に配置換えすることは、日本の防衛計画にも大きな影響を与える。それは陸上自衛隊のサマワ派遣どころの話ではない。まさに”太平洋の波高し”となる。今まではグアムの米海... 2006.07.13 未分類
未分類 26 山族と海族に空族 古沢襄 中曽根康弘だったら海洋国家民族と気取った言葉を使うのだろうが、海に囲まれた日本人が海洋国家の意識を持ったのは、幕末から明治にかけて以降であろう。それまでは狭い日本列島の中でチャンチャンバラバラに明け暮れた典型的な”山族”であった。その歴史が... 2006.07.13 未分類
未分類 25 ワンスリーの提案 古沢襄 中国では一般党員向けの「参考消息」と地方県知事・本省次官クラス以上を対象にした幹部向け「参考資料」の二つの情報資料がある。「参考消息」は北京駐在の日本人でも、カネとコネで入手できるが「参考資料」は取り扱い厳秘となっていて、入手が困難である。... 2006.07.13 未分類
未分類 24 北朝鮮軍部の権力構造 古沢襄 あれは五十数年昔のことになる。1962年頃の話だが、日本人記者として初めて北朝鮮入りするチャンスがあった。社会党の山本幸一さんを団長とする訪朝団が平壌訪問することになった。「共同さん行こうぜ」と山本団長に誘われた。朝鮮総連を介しての訪朝話だ... 2006.07.13 未分類
未分類 23 スパイは普通のおっさん 渡部亮次郎 スパイがスパイらしく見えたら、それは失敗だ。平和ボケ日本人は「あんなに子供たちにも優しかったおじさんがスパイだなんて信じられない」というが、そう信じさせるのがスパイの初歩なのだ。2006年7月初旬に起きた北朝鮮によるテポドンなどの発射事件で... 2006.07.13 未分類
未分類 22 壬申の乱と古事記 古沢襄 女系天皇論議で騒がしかった時に「古事記」を読んでいた。古事記は上中下三巻からなっている。私は、神々の夜明けと黄昏の壮大な叙事詩ともいえる上巻を耽読している。中巻は、初代・神武天皇の東征に始まり第十五代・応神天皇まで、下巻は第十六代・仁徳天皇... 2006.07.12 未分類
未分類 21 賓客席次の重要度 渡部亮次郎 「頂門の一針」492号で有名商社マンの泉 幸男さんが指摘しておられた。<2006年6月12日にタイ王宮でタイの王族と各国来賓の記念写真の撮影があった。その写真をみて、席順に驚いてしまったのだ。前列、後列と2列で撮影だったのだが、そのうち前列... 2006.07.12 未分類
未分類 20 韓国が国産イージス(?)艦を計画 古沢襄 韓国海軍は二年後の2008年に国産のイージス艦を建造すると朝鮮日報が伝えている。韓国の造船技術やハイテク技術の水準では、無理な計画だと思うが、韓国型イージス艦には巡航ミサイルを30基配備するので、日本のイージス艦より強力な戦略打撃能力を持つ... 2006.07.12 未分類