2006-09

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161 魂を失った政治家 渡部亮次郎

<淵源(えんげん)をたどると、約半世紀前、警職法改正など岸信介首相の強硬路線に反発して池田勇人、三木武夫、灘尾弘吉が内閣を去った3閣僚辞任事件(1958年12月)あたりにぶつかる。岸・池田の対立が、安倍・谷垣の違いと重なり合う。池田以後の宏...
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160 安倍晋三の徳川慶喜説? 古沢襄

国民新党は民主党と連携して、参院選で自公連立政権を過半数割れに追い込むという。代表代行の亀井静香氏は広島地方区で民主党候補を支援することになった。「安倍首相になっても来年七月まで。晋三君は徳川慶喜将軍になるんだろうな」と高らかに亀井ラッパを...
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159 水が飲めない21世紀 渡部亮次郎

「中国到着後、生水は絶対に飲まないで下さい。湯冷まししか呑んではいけません」。日中国交回復の田中角栄総理に同行取材(1972年)したとき、外務省の係官に厳しく申し渡された。「中国全土、硬水のためです。パリでも水道水は硬水のため、植木に水道水...
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158 最強戦艦”大和”級を六隻も持つ? 古沢襄

軍事専門家にいわせると「戦時中の日本海軍の最強戦艦”大和”もイージス鑑の前では赤子のようなものですよ」ということになる。巨大戦艦”大和”の主砲は40キロの射程距離。これに比較すれば、目標の捜索や探知、攻撃を高性能レーダーとコンピューターで自...
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157 元気印の亀井氏も健在 古沢襄

安倍晋三氏が自民党の総裁選に立候補すると正式表明した。その内容は総花的で具体性が乏しいという批判もあるが、それは安倍首相になってからの国会演説、初記者会見などで補強していけばいい。東京の赤坂プリンスホテルではなく、平和都市・広島で立候補表明...
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156 二極分解の様相を呈するマスコミ論調 古沢襄

今日、九月一日に安倍晋三氏が自民党総裁選に立候補を正式表明する。安倍独走の状況は変わらないから新首相に安倍氏がなることは間違いなかろう。ここにきて国内のマスコミの安倍評価が二極分解の様相を呈している。一つは安倍氏を極端な国家主義者と見立てて...