未分類 369 ルビコン川を渡った山崎前副総裁 古沢襄 自民党の山崎拓・前副総裁が訪朝した。折から欧州歴訪中の安倍首相はロンドンでブレア首相と会談して、北朝鮮の核、ミサイル、拉致問題の解決に向け国際的圧力をかけていくことで一致している。山崎訪朝について「議員としての考えはあると思うが、日本は(北... 2007.01.10 未分類
未分類 368 武田節の「人は石垣、人は城」 古沢襄 「人は石垣、人は城」。ご存知、武田節の一節である。もと歌は〝人は城 人は石垣 人は堀、なさけは味方 あだは敵なり〟である。ヘソ曲がりの私に言わせれば「ほんまかいな!」といいたくなる。中世の城は石垣を築いていない。いわゆる”山城”。小高い丘に... 2007.01.09 未分類
未分類 367 書かないということ 渡部亮次郎 私が原稿を書くのは自身のメイルマガジン『頂門の一針』といくつかの月刊誌だけである。だから別に苦痛を感じることはないが、ネタが無くなったらどうしようと考えることはある。ネタが無くなったら書くのを止めればいいだけの話、悩むことは無い。しかし幸い... 2007.01.09 未分類
未分類 366 信州人の反骨精神 古沢襄 軍師・山本勘介を描いたNHKの大河ドラマが始まった。永禄四年(1561)の川中島合戦で勘介は討死する。川中島合戦は「天と地と」の大河ドラマでも放映されて歴史観光ブームで沸いたこともある。だが軍師・山本勘介が実在したか定かでない。川中島合戦も... 2007.01.09 未分類
未分類 365 楽聖ベートーヴェン 渡部亮次郎 日本で一番好まれているクラシック音楽の作曲家は誰か。モーツアルトかと思ったらベートーヴェンだそうだ。西ドイツ時代の首都ボンにある彼の生家を訪ねたことがあるが、折悪しく休館日だった。2006年の歳末近く、NHKの大先輩が87歳で他界された。東... 2007.01.08 未分類
未分類 364 近代漫画の祖・岡本一平と弟子たち 古沢襄 麻生太郎外相の漫画好きは十五年前に従兄の古沢昭二弁護士から聞かされた。顧問弁護士だった昭二氏は「車の中にまで漫画を持ち込んでいる。けったいな政治家だが、見識があるので、いずれ総理大臣の候補になるのではないか」と言った。政治記者の経験がある私... 2007.01.07 未分類
未分類 363 幻の魚・イトウ 古沢襄 青森の東奥日報に「幻の魚」イトウが絶滅の危機にあると報じていた。共同通信社の正月原稿なのであろう。数年前のことになるが、日本で初めてイトウの人工孵化に成功した人物を連れて、岩手県沢内村(現在は西和賀町)に行ったことがある。イトウが減っている... 2007.01.06 未分類
未分類 362 真田幸村の娘たち 古沢襄 母系の血脈ということ考えている。天皇家のことではない。日本社会は父系が中心となってきたから母系を調べるのは、もともと障壁が高く困難をきわめる。名家の家系図をみても母系は総じて「女」としか表記されていない。その”女”が、どのような出身で、どの... 2007.01.06 未分類
未分類 361 妻に先を越されたアナトリア旅行 古沢襄 古代トルコ民族に関心を持ったのは、二度にわたるシベリア旅行で、バイカル湖周辺に住むブリヤート人が、あまりにも日本人と似ていたからだ。多分、南のモンゴル高原に住む蒙古人と同種族だと思った。だが目が細く、ズングリ・ムックリの蒙古人とはちょっと違... 2007.01.05 未分類
未分類 360 武田麟太郎の文学碑 古沢襄 大阪の井原西鶴の墓所に作家・武田麟太郎の文学碑が建立されている。麟太郎は明治37年、大阪市で生まれ、京都の旧制第三高等学校から東大仏文科にすすんだが、三高時代から小説を書き、東大入学後、同人雑誌「辻馬車」に参加して、旺盛な文学活動に入った。... 2007.01.03 未分類