2007-08

宮崎正弘

842 陳良宇に死刑判決か 宮崎正弘

北京発ロイター電(8月2日)は、昨年身柄を拘束され、汚職の捜査を受けていた「上海派」のトップ、江沢民の右腕として権勢を振るった陳良宇に死刑判決の可能性があると伝えた。陳は先週に「党籍」を剥奪され、捜査が終了したため、身柄を司法当局に委ねられ...
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841 日本的な感覚の外国特派員 古沢襄

フィナンシャル・タイムズの東京支局長デビッド・ピリング氏が参院選後の日本の政情について長文のレポートを書いている。外国特派員のトップ・レベルは北京に移っているので、東京の特派員は二流という厳しい見方がある。長文の記事なのだが、目新しい論点が...
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840 小泉再登板でも日中関係変わらず 古沢襄

伊藤正氏の中国分析は相変わらず読ませる。最近の良好な日中関係は、中国側の抑制的な努力に負うところが多いという中国識者の見解を紹介しながら、仮に安倍首相が退陣して小泉前首相の再登板になる事態がきても「日中双方ともお互いに苦い経験から教訓を学ん...
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839 逃げ回る福田康夫 渡部亮次郎

ポスト安倍の有力候補者に上げられながら福田康夫は逃げ回っている。追い回しているのは自民党内媚中派と、おそらく公明党も秋波を送りたいところだ。媚中派は津島派や山崎派に逸れ(はぐれ)鴉・加藤紘一である。彼らはなんとしても中国共産党政府公認の政府...
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838 シーファー大使に「会う必要なし」と 古沢襄

<参院選で圧勝した民主党の小沢一郎代表に対し、シーファー駐日米大使が会談を申し入れ、民主党側が返答を留保していることが2日分かった。民主党によると、1日に米大使館から小沢氏との面会を要請するファクスが届いた。詳しい内容は書かれていなかったが...
宮崎正弘

837 人民解放軍掌握はいまだ途上 宮崎正弘

8月1日、中国人民解放軍は創立80周年を迎え、兵器展示など様々な催しに加えて、引退した江沢民をよんで記念式典も挙行した。軍内部では軍歴のない胡錦濤を軽視する軍幹部、とくに古参幹部が目立つけれども、それも長老、元帥クラスを引退させて、軍権を掌...
宮崎正弘

836 親中派が老舗米マスコミの買収に成功 宮崎正弘

世界マスコミの帝王=ルパート・マードック。嘗て英国の名門紙『タイムズ』を買収したマードックは、米国保守派の牙城『ウォールストリート・ジャーナル』を発行するダウ・ジョーンズ社の買収に合意した(8月1日、NYタイムズ)。マードックの父親のケイス...
宮崎正弘

835 米国下院議会へ陸続と抗議文 宮崎正弘

「史実を世界に発信する会」(加瀬英明会長)はマイク・ホンダへの公開質問状をはじめ、外交委員会メンバー、ぺロシー議長等議会指導者へ何度も手紙と資料を送って121決議案の不当性を訴えてきた。決議案が採択されたため、ペロシー議長と435人の下院議...
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834 「日本強勢政治家時代衰落」と中国 宮崎正弘

中国の社会科学院の日本研究所の金キ得副所長は、自民惨敗原因を次の三つに分析した。「社会保険庁の失態、日本社会の根幹にある保険医療制度が混乱したことへの民衆の不満が自民党敗北の第一だが、第二は『政治の腐敗』である」として金副所長は、農林水産大...
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833 “快感”を感じている韓国社会 古沢襄

安倍政権下の参院選で与党が大敗したことは、北朝鮮はもちろん韓国社会でも歓迎されている。産経新聞の黒田勝弘ソウル支局長が次のように伝えてきた。まさに韓国流解釈なのだが、安倍退陣となれば、提灯行列のような騒ぎになるだろう。近くて遠い国の実態をま...