2007-08

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912 空軍出身のパイロット 古沢襄

もう十年も昔のことになる。ロシアのエリツェン大統領末期のことだが、ウラジオストク空港に着陸する時に、あわや墜落という思いをした。イルクーツクから飛び立ったのだが、広大なシベリアの森林地帯の上を飛ぶ快適な飛行であった。それがウラジオストクの空...
宮崎正弘

911 イスラエル情勢に変化の潮流 宮崎正弘

敵のテロと敵対勢力に囲まれたイスラエルは、脅威を取り除くためにしたレバノン侵攻以後も、軍事的安定がない。ほぼ毎日、ハマスとの戦闘が繰り返され、一方、ロシアがシリアへ武器輸出を続けている。ロシアは対空ミサイルを中心に九億ドルもの武器をシリアへ...
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910 社会主義の市場原理 古沢襄

共産主義は搾取なき社会の筈だが、十四億人の民を一握りの政治エリートが支配し、その恩恵を受ける一億人が豊かさを享受しているのだから、昔の専制主義国家と変わりないではないか。アジア的専制主義の国家では支配者が現人神として神聖化されたが、毛沢東や...
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909 改革開放30年後の成果? 渡部亮次郎

中国の輸出総額はアメリカを抜いて世界第2位に浮上したが、その殆どは外資のもので、中国企業のブランド品は10%にも満たないという。こういう国を主要国と表現していいのだろうか。このことを明らかにしたのは中国商務省の于広州次官。2007年8月21...
宮崎正弘

908 胡錦濤演説に通訳がいなかった 宮崎正弘

中国とロシアが主導し、中央アジア五カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)が加盟する「上海協力機構(SCO、所謂『上海シックス』)は8月16日にキルギスの首都ビシケクで首脳会議を開いた。「砂漠の万里の長...
宮崎正弘

907 北京パラリンピックのほうは 宮崎正弘

北京五輪終了直後の2008年九月、同じく北京では「パラリンピック」が開催される。九月6日から17日まで。参加予定は50ヶ国。選手と選手団合計4000人。アーチェリー、サイクリング、サッカーなど20種目。ちなみに2004年アテネのパラリンピッ...
宮崎正弘

906 中国の成長率が10-11%とは 宮崎正弘

その好き嫌いは別にして、レスター・ソローと言えば、世界的に著名な経済学者。マサチューセッツ工科大学(MIT)教授の傍ら、世界的ベストセラーを何冊か書いた。殆どは日本訳されている。ソローはこう言った。「アメリカ経済を今世紀末に中国が越える? ...
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905 防衛省をめぐる謀略放送 渡部亮次郎

先に小池百合子防衛大臣が突如「防衛省の天皇」守屋武昌事務次官(62)のクビを斬ろうとしたとき、夕刊紙「日刊ゲンダイ」は訳知りに「真相」を報じた。2007年8月12日に「その裏には東京地検特捜部が近々防衛利権にメスを入れるとの情報があり、名簿...
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904 自民大敗北の深層論 古沢襄

雑誌「正論」編集長の上島嘉郎氏が「参院選挙、自民党大敗北の深層」論を唱えている。新保守の代表的な論潮といってよいだろう。拉致問題が表面化して以来、日本国内には右傾化の傾向が著しい。これに危機感をもった左グループからも一斉に反撃が始まっている...
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903 新しい政治の仕組み 古沢襄

竹中平蔵氏が新しい政治の仕組みについて①参院の与野党逆転によって”官邸主導”から”政党主導”に変化する②この結果、政調会長が最重要ポストになる・・・と述べている。官邸主導は与党が衆参両院で多数を持っていて初めて機能するものだから、参院で野党...