2008-04

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1782 日韓新時代に韓国知識人は? 古沢襄

盧武鉉時代に冷え込んだ米韓関係だったから、日韓関係も良くなかった。李明博大統領の訪米、訪日は新しい関係を再構築する意味で成功したと思う。それを韓国の国内、とくに知識人はどうみているのか?朝鮮日報が金聖翰教授、尹徳敏教授、キム・イリョン教授の...
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1781 民主、問責決議を先送り 古沢襄

読売新聞によれば民主党は福田首相に対する参院の問責決議を先送りすることになった。鳩山幹事長の唱えていた良識的な戦術で妥当なものであろう。強硬論に流されて問責決議を行い、与党から無視されれば国会審議をストップせざるを得ない。最初はそれでよかろ...
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1780 広島原爆500倍の放射能 渡部亮次郎

チェルノブイリ原子力発電所事故は、22年前の1986年4月26日1時23分(モスクワ時間)にソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉が起こした原子力事故。4号炉はメルトダウンののち爆発し、放射性降下物がウクライナ・ベラ...
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1779 良貨が悪貨を駆逐してほしい 古沢襄

今の国会をみていると救いがたい政争猿の合戦模様だが、それでも捨てたものではないと思い直している。超党派で新しい動きが出ている。自社対決の救いがたい政争を六〇年安保以降、たっぷり見てきたが、その中でも江田三郎、成田知巳氏らの新しい革新の模索が...
平井修一

1778 阿Qのごとくに革命外交 平井修一

学ばざれば昏(くら)し、と言う。思うに宗教とか哲学は、人の道を説いたもので、社会生活を営む上でのルール・教え・人倫を説いており、これを学ぶべし、と親は子を、社会は市民を導いてきた。ルールがないと秩序ある社会は成り立たないからだ。その教科書は...
宮崎正弘

1777 腐敗の温床、マカオのカジノ 宮崎正弘

中国共産党の腐敗の温床、マカオのカジノを規制へ。新規カジノホテルは不許可。それでもギャンブラーは押し寄せる。マカオを過去四十年にわたって牛耳ってきたスタンレー・ホー一族は、例によって「華麗なる一族」にありがちな内紛。妻妾とそれぞれの子供たち...
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1776 十年早過ぎた北京オリンピック 古沢襄

暖かさを通りこして汗ばむ日々となった。愛犬バロンは忠実に朝四時になると私を起こしにかかる。タバコをやめたので書斎の机の下に沖縄の野草発酵エキスのビンが置いてある。一日に三、四回はタバコ代わりに野草のエキスを飲んでいる。骨髄腫の告知を受けて四...
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1775 山田敬蔵が勝った日 渡部亮次郎

郷里(秋田県)にも凄い奴がいると子供心に奮い立ったのは大館市の青年山田敬蔵がアメリカのボストンマラソンで優勝した1953(昭和28)年4月20日のこと。私はやっと17歳、高校2年になったばかりだった。敗戦からまだ8年しか経っていなかった。食...
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1774 喧嘩上手の小泉さん 古沢襄

将棋でいう”千日手”に民主党が陥る可能性がでてきた。接戦を演じている衆院山口二区の補選で民主党が辛うじて勝ったとしよう。それでも与党は税制関連法案を月末の三〇日に衆院で再可決する。これによって民主党が今国会で全面的に審議拒否しても、会期を延...
宮崎正弘

1773 中国の新ナショナリズム 宮崎正弘

「北京五輪を虐殺競技会と呼ぼう」と書いた『ボストン・グロープ』が論評。新中華思想は毛沢東思想、マルクス主義に代替できるのか?ボストンを根城の進歩主義リベラル派の代表的な意見を吐くのは老舗『ボストン・グロープ』紙だ。NYタイムズより、やや過激...