2008-04

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1772 両国高校脇の通り 渡部亮次郎

明治34年創立の府立3中を前身とする都内を代表する名門校、正門横には卒業生芥川龍之介の碑がある、といえば都立両国高校。拙宅から徒歩10分ぐらい。「現役で大学進学」が目標として掲げられる。土曜授業の導入、多数の講習や特別編成授業の実施などが行...
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1771 チベット仏教活仏転生管理規則? 伊勢雅臣

チベット仏教の根源を破壊しようとする中国。今回のチベット騒乱のきっかけの一つとなったのが、中国政府が昨年9月1日に導入した「チベット仏教活仏転生管理規則」であろう。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ、それに次ぐ地位のパンチェン・ラマは活仏...
宮崎正弘

1770 地域限定の愛国デモ 宮崎正弘

「愛国主義」なる中国ヤングらの抗議行動の実態とは?上海と広州ではなぜ起きていないか、背後に権力闘争があるのでは。19日(土曜)から20日(日曜)にかけて中国の各都市で「愛国主義」とかを標榜する中国人のデモが演出された。日頃、取り締まりの厳し...
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1769 つつじとさつき 渡部亮次郎

今は都立猿江恩賜公園の躑躅(つつじ)の豪華さに酔っているが、これでも20代の終わりごろ、三鷹で皐月(さつき)の盆栽作りに夢中になっていたことがある。当時は花の色香よりも木が曲がりくねって生長してゆく様に魅かれた。花が終わったらすぐに剪定に係...
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1768 山口二区補選は民主がやや先行 古沢襄

福田内閣になって初の国政選挙だといわれている山口二区の補欠選挙だが、共同通信社の電話による世論調査では、民主党がやや先行し、自民党が追い上げる展開となっている。デッドヒートを演じているので福田首相も日曜日に急遽、岩国市に入って応援演説。民主...
宮崎正弘

1767 ウィグルで起こっていること 宮崎正弘

チベットを横目にウィグル(東トルキスタン)では何がおきているか?ホータン暴動は「第二のカディール」(イスラム指導者)の不審死が原因だった。三月23日に新彊ウィグル自治区のホータンで1000名の「暴動」が伝えられた。実態は静かな女性たち700...
宮崎正弘

1766 伊藤正『トウ小平秘録(下)』 宮崎正弘

伊藤正・産経新聞中国総局長殿。長い間の連載ご苦労様でした。連載中にも精読しましたが、取材された多くの皆さんのご苦労が本書を通じて了解できるとともに、こうやって大著を読み直す(再読するときも手に汗を握りながら)と、現代史のどこの部分が謎のまま...
平井修一

1765 たばこ屋の更なる憂鬱 平井修一

東京でも7月から、成人識別カード「タポス」が無いと、自販機でたばこが買えなくなる。未成年の喫煙を抑止するのが目的だ。たばこ屋が「吸ってはいけません」「体に悪いです」なんて自ら広報宣伝せざるを得ないのだから、誇りも何もない。屈辱の思いをたばこ...
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1764 海千山千を知らないと 渡部亮次郎

外務大臣の秘書官だったとき、英語の通訳が「うみせん やません」の意味を知らなくて往生したことがある。この通訳はいわゆるキャリアでなった外交官だったが、「手練手管 てれんてくだ」も知らなかった。なるほど灘高や東大はこんな言葉を知らない方が良い...
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1763 憲政の神様の落選 渡部亮次郎

日本の国会議事堂に行けば、正面玄関ホールに尾崎行雄の胸像に会える。また振り向けば、道路を挟んだ向かい側に尾崎行雄記念館(憲政記念館)がある。あまりに昔の人だからか、会館は利用者が少なく、赤字だとの噂だ。政治記者になれば当然、尾崎の胸像に面会...