2009-03

平井修一

2995 溺れる二階をさらに打つ 平井修一

支那のことわざに「溺れる犬はさらに打て」というのがあるらしい。いやな言葉だ。魯迅が作品の中で「打落水狗」と言ったという説もあるが、過激派の中核派(小生がかつて草鞋を脱いでいたところ)は盛んにこれを言っていたから、トロツキーか毛沢東あたりの言...
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2994 冷却期間を置いた八月総選挙 古沢襄

日曜日にNHKとフジテレビから二つのニュースが出たが、その背景を考えてみる必要がある。西松建設の違法献金容疑は評論家や政党人から様々な発言が行われている。だが群盲が象を撫でている観が否めない。小沢代表の公設第一秘書が逮捕されたが、この事件が...
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2993 久保田るり子氏の「朝鮮半島ウオッチ」 古沢襄

産経新聞の「朝鮮半島ウオッチ」で”北朝鮮軍の異例人事、その真相は?””金総書記、新たな肩書きで登場”で詳しく分析している。金永春・人民武力相(次帥)と呉克烈・国防委員会副委員長の存在を重視する点は、杜父魚ブログで指摘したが、久保田るり子氏の...
桜井よしこ

2992 “早寝・早起き・朝ご飯”教育は憲法違反なのか? 桜井よしこ

隂山英男氏らの教育現場での体験から、子どもたちの頭脳は磨けば磨くほど成長し発達すること、頭脳の健全な発達が、しっかりした食事と規則正しい生活習慣によって促されることなどがわかっている。そこで隂山氏らは、賢く健康な子どもを育てるための親や教師...
平井修一

2991 小沢一郎が壊すもの 平井修一

西松建設の企業理念にはこうある。「自由競争を確保し社会常識と乖離しない健全な企業活動を推進する」「社会の一員たることを自覚し、遵法自治の精神をもって行動する」現実の商売はきれいごとばかりではないから、時には「豪腕」「辣腕」が必要で、賄賂やら...
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2990 毛沢東は板に寝た 渡部亮次郎

「中国がひた隠す毛沢東の真実」は何度読んでも面白い。初版2005年10月7日、著者 北海閑人 訳者 廖健龍 刊行「草思社」著者の身元は完全に遮蔽されている。ばれたら当然粛清されるからである。毛沢東の化けの皮を剥げるだけ剥いだ。訳者あとがきに...
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2989 乗っ取り型リーダー 岩見隆夫

<小沢一郎政治塾>が開設されたのは2001年である。当時、小沢は自由党の党首、志ある若者を育てるためだった。講義のなかで、小沢は次のようにリーダーの定義をしている。「リーダーとは、自分の目指すものを明確に掲げ、自分で決断し、自分の責任におい...
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2988 検察は「民主党政権」を嫌った? 花岡信昭

民主党政権に対する危惧というのは、実は、民主党政権が誕生する場合、社民、共産両党の意向を反映したものとなる可能性がある、ということだ。民主党は社民党とは選挙協力で臨むことになる。共産党は候補を絞り込むから、共産候補のいない選挙区の共産支持票...
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2987 「落日の小沢王国」? 古沢襄

岩手県議会で達増拓也知事が窮地に立ち、前代未聞の土下座を繰り返したのは、東北のブロック紙・河北新報(本社・仙台)が詳しく報道している。県議会(定数46)で圧倒的な優位を保ってきた小沢系の民主・県民会議(20)が知事与党であったが、政和・社民...
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2986 大詰めを迎えた西松建設献金事件 古沢襄

民主党は一両日中にも公表される各紙の世論調査を息をひそめて注目している。一方、自民党内にも世論調査で麻生内閣の支持率がどう出るか、その結果によっては”麻生おろし”が顕在化する可能性が濃厚となった。世論調査という手法が導入されて半世紀の歳月が...