2009-09

古森義久

4054 鳩山首相がオバマ大統領に伝えなかったこと 古森義久

いささか旧聞に属すのかもしれませんが、日米首脳会談もひとまず無事に終わりました。戦後の日米外交史上でもおそらく最も短い首脳会談でした。合計わずか25分でした。アメリカの大手メディアはこのオバマ・鳩山会談をほとんど無視しました。有力新聞ではウ...
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4053 行く川のながれは絶えずして…② 福島香織

■新政権ができると、ナントカ内閣と名称をみんなでつける。とあるテレビ番組のコメンテーターが「雑巾がけ内閣」とか呼んでいた。自民党政権時代の負の遺産を大掃除。官僚組織を大掃除。という意味らしい。でも、雑巾がけというのは、もともとある構造物はそ...
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4052 デフレ危機に直面する物価下落 古沢襄

病気のために、たったの63日の総理大臣で終わった石橋湛山氏だったが、これほど人気のあった政治家はいないのではないか。普通なら総理大臣の座を退けば誰も来なくなる。湛山は違っていた。旧制中学は五年制だったが、甲府中学(現在の甲府一高)を卒業する...
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4051 ドイツの大連立を評価していた韓国の盧武鉉政権 古沢襄

ドイツの政変を感慨を込めて見ているのは韓国だという。金大中・盧武鉉時代という左派政権下で経済の停滞を招き、対米、対日関係も悪化したが、その盧武鉉政権はドイツのキリスト教民主党と社会民主党の大連立を高く評価して、わざわざ大統領府のホームページ...
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4050 イランがミサイル瀬戸際外交 古沢襄

ミサイル発射は北朝鮮の専売特許の観があったが、今度はイランが発射実験を繰り返している。イランのミサイルは北朝鮮のノドン・ミサイルを基にして開発したという「シャハブ3」。また「セジル」ミサイルも所有している。「シャハブ3」も「セジル」も射程2...
宮崎正弘

4049 期限付きアフガン撤退にゲーツ国防長官が反対 宮崎正弘

ゲーツ国防長官「アフガニスタン撤退に期限を設けるのは戦略的誤謬だ」。米国上下両院議会に渦巻く「早期撤退、増派反対」に真っ正面から抗議の姿勢。マクリスタル駐アフガン米軍兼NATO司令官は「増派が得られなければ勝利は覚束ない」とアフガニスタン戦...
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4048 米・英・仏の三大通信社のドイツ評 古沢襄

ドイツ総選挙の結果について米・英・仏の三大通信社が、それぞれの論評を掲げている。やはり来年の総選挙を控えた英国のロイターが、かなりのページを割いて分析していたのが目につく。メルケル首相の続投は選挙前から各メデイアが予想していたが、社会民主党...
平井修一

4047 コナン・ドイル生誕150年 平井修一

伊勢湾台風から50年と聞いて脈絡のないことを思い出した。今年はコナン・ドイル生誕から150年である。伊勢湾台風のときに我が家は床上浸水し、避難の途中に8歳の小生は深みに溺れ、蛆虫、糞尿の汚濁の中で救助された。これで厄が落ちたのか、以来、50...
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4046 敗北ムードから再建狙う英労働党大会 古沢襄

世界の潮流に鈍いのが日本人の特性なのかもしれない。やはり徳川二百六十年の鎖国によって、日本人は国民の生活が第一の意識が植え付けられた。海の外のことを考えるのは、お上のご法度なのである。それに安住してきたといえる。ヨーロッパでは、これまで主流...
宮崎正弘

4045 オバマ大統領、アフガン政策を変更か 宮崎正弘

米国、アフガニスタン戦略を「変更」の予兆。マクリスタル司令官の報告には何が書かれていたか?五月にオバマ大統領はアフガニスタン現地司令官のマッキーナン将軍を更迭した。代わって現地米軍最高司令官兼多国籍軍司令官にマクリスタル司令官を任命し、精密...