2011-10

古森義久

8571 TPPを安全保障から考える 古森義久

元外務次官の谷内正太郎氏の論文の紹介を続けます。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に日本が参加すべきだという主張です。その理由がわかりやすく説かれています。雑誌WEDGEからの転載です。                  =======安...
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8570 アジア各国からアクセスが増える  古沢襄

菅政権の当時は海外邦人のアクセス(杜父魚ブログ)が減っていた。とくに政権末期の3ヶ月間は激減している。それが野田内閣の誕生で海外からのアクセスが増えて20カ国に達した。上位10カ国は①UnitedStates(米国)②Singapore(シ...
宮崎正弘

8569 習近平のアキレス腱は家族親族の殆どが事実上の海外亡命という事実 宮崎正弘

姉夫婦はカナダ国籍、弟は豪、そして愛娘はハーバード大留学、米国籍取得へ布石。次期主席に最右翼の位置にいる習近平(国家副主席)に最大のアキレス腱がある。姉の斎橋橋(習橋橋)は北京の中民信房地産開発理事長で夫は同社のCEOだが、両人の国籍はカナ...
古森義久

8568 普天間問題が泥沼なら中国が喜ぶ 古森義久

杏林大学名誉教授・田久保忠衛氏の論文を紹介します。日本の安全保障にとって、野田政権にとって、最も切迫した課題は普天間基地の移設問題でしょう。■普天間は地域住民が決めるのか42年前の沖縄返還に関する日米共同声明発表前後の5年間を、那覇、東京、...
宮崎正弘

8567 アラブスプリング=民主選挙第一号はチュニジア 宮崎正弘

世俗イスラム政党が辛勝か。大混乱、政党乱立、外国からの献金スキャンダルに揺れながら。チュニジアでは10月23日に制憲議会(定数217)選挙の投票が行われ、各地に長い行列ができた。「チュニジアの平和革命を象徴する今回の選挙は、偶像のいらない、...
宮崎正弘

8566 サウジ王室、次の皇太子は頑迷な宗教保守派   宮崎正弘

アラブの春の影響を極度に警戒。ナエフ次期皇太子は「911はユダヤの陰謀」説を信じているらしい。サウジアラビアのサルタン皇太子が死去し(10月22日)、中東政治は次の皇太子が誰になるかと懸念している。葬儀には鳩山前首相が出席する。サウジ王室の...
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8565 長崎に救われた秋田藩 渡部亮次郎

長崎―秋田には直通の飛行機便は無い。明治の初めは汽車もなかったからもっと遠かった。ところが戊辰(ぼしん)戦争の時、孤立した秋田藩を救ったのは長崎を始めとする西南雄藩の若者16,000人だった。<戊辰戦争(慶応4年/明治元年-明治2年(186...
宮崎正弘

8564 ウィキリークスは資金枯れ  宮崎正弘

機密漏洩活動を停止したおりもおり、中国では正確な経済データは「国家機密」だって・・・。自由闊達な市場とは情報の透明性である。カール・ポッパーはハイエクとならぶ自由経済を主唱したが、情報の透明性がないところに市場は育たない。中国の国家統計局秘...
古森義久

8563 米韓同盟の強化で日米同盟がかすむ 古森義久

やはり米韓のきずなが強まると、日米のきずなの弱化がそれだけハイライトを浴びてしまうようです。日本の民主党政権の「日米同盟の深化」などというスローガンがありました。だがもう死語となったのでしょうか。日米同盟はもうどうでもよいという政策的な立場...
宮崎正弘

8562 うんと余計なお世話ではありますが 宮崎正弘

TIMEが「西側諸国は日本の失敗から学ぶべきだ」と・・・。いま欧米のメディアで頻出する語彙に「ジャパンシンドローム」。これは暗い、悪い意味で使われ、「回復見込みなし」「衰退一途」のタグ同様に、後ろ向きの印象が刻印されている。以下はTIME最...