古代トルコ民族の”言い伝え”・狼祖神話  古沢襄

司馬遼太郎は代表作「坂の上の雲」や「菜の花の沖」書きながら”北アジア史的なもの”を考え続けている。それが「ロシアについて 北方の原形」の作品になった。

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草原の民・古代トルコ民族の足跡  古沢襄

戦前の日本は「東洋史」というと「支那史」一色だった。そんな中でインド史やモンゴル史さらには北アジア史を含めた広い意味での「東洋史」を模索した学究がいた。

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アジアにおける”事大主義”の歴史   古澤襄

■小国の智恵といわれるが、亡国の自己保身

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に事大主義(じだいしゅぎ)の外交政策が詳しく述べられている。事大主義は、大に事(つか)えるという考えと行動を表す語。外交政策の1つでもあるという。

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福澤諭吉が予言した「朝鮮滅亡」   古澤襄

■韓国の屈折した負のスパイラル

軍用艦命名にあたり、縁起の悪い「敗軍の将」の名をかぶせる海軍は極めて珍しい。ドイツが輸出用に開発し、韓国で建造する214型潜水艦の4番艦で、8月に進水した《金佐鎮(キムジャジン)》はそうした珍例の一つ。

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日本一の大曲花火と佐竹の火薬調合職人  古澤襄

西和賀町の前町長・高橋繁さんから秋田・大曲の有名な花火師・今野義和さんの講演と実演の花火を見てきたと知らせがあった。

東北の歴史に詳しい繁さんは、「秋田に佐竹氏が移封になった時から、その路程の町々に花火があったが、大曲には雄物川の河港があり、西回りの航路があることから、京都の文化や原材料が手に入り易かったことから花火師が集まるようになった」との
今野義和さんの説を一歩進めて、常総の太守だった佐竹の鉄砲隊と火薬調合の職人集団に着眼している。

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秋田のブログ読者が急増している  古澤襄

北東北三県で秋田の読者が岩手の読者を追い越したと、12月3日の杜父魚ブログでお知らせしたが、さらに三日間で秋田の読者が一日で七六〇人(前回七〇一人)と急増している。青森は七〇三人(前回六八五人)、岩手六七一人(前回六六〇人)と微増だが、秋田の読者増が著しい。

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