「沢内年代記」を読み解く(二十二)  高橋繁

文化十三年 丙午(ヒノエウマ・・・1816年の記録) 
  ☆苗代に積雪 ☆職人の監察取り上げ ☆代官役所改・修築 ☆桂子沢肝入交代
  ☆秋田米を盛岡に運ぶ ☆二歩金(金貨)沢内に来る?
①作柄は中の上、平年より少し良い出来具合であった。「秋揚げ当分よし」(秋上げは稲作が不良のために米価が上がることである。「当分よし」ということをどのように理解するかが問題である。

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