文化二年 己卯(ツチノトウ・・・1819年の記録)
☆二朱銀貨来る ☆五人組、組み直し ☆御境奉行・御境古人新町より出る
☆新町稲荷堂改築 ☆盛岡城内に光堂建立 ☆牢者解放・追放者所替え
①作柄は上作であった。「下巾本」には「上々作」とある。秋上げ(秋の米価)は当分はよし(妥当な価格であった)。課税割合は安永四年(1775)の元歩より一歩増しとなった。四月閏あり。「下巾本」には「八月閏あり」とあるが「草井沢本」には「四月閏あり」と記録されている。「白木野本」には「閏」についての記録はない。
「沢内年代記」を読み解く(二十三) 高橋繁
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