藍ちゃんは黒潮系 古沢襄

女子プロの宮里藍ちゃんほど皆から愛されている女性は珍しい。二十一歳になったというが、明るくめげない性格で米国の強豪に混じって頑張っている。チャラチャラ、ナヨナヨしないところが、またいい。両親の育て方がよほど良かったのだろう。

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大津波で消えた十三湊文化 古沢襄

津軽・十三湖を訪れたいと思いながら果たせないでいる。十三湖・・・津軽人の太宰治は「「真珠貝を水に浮かべたような」と十三湖を表現している。中世、十三湖の開口部にある十三湊(とさみなと)が日本海の海運拠点として栄えていた。安東船と称した保有船は約700艘、遠くロシア沿海州との交易で往復したり、国内各港にも物産を運んでいた。常時出港中の船は500艘ともいわれた。七百年前にさいはての津軽の地で、華麗な文化が花咲いていた。

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真田幸村の娘「お田の方」 古沢襄

茨城県と秋田県ほど関係の深いところはない。これは中世史の研究家が等しく感じているのではないか。私などは歴史学徒というのには程遠いのだが、見よう見真似で臆面もなく、中世の歴史資料を集めて、閑さえあれば読み耽っている。

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義経伝説とジンギス汗 古沢襄

小泉首相は10日にモンゴルを訪問してジンギス汗による「大モンゴル建国800周年」に出席する。日本人は戦前からジンギス汗が好きな傾向がある。先史の時代に日本はモンゴリアンロード上にあった。人種的にも日本人はモンゴロイド(黄色人種)の系統だといわれている。

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真田幸村の娘たち 古沢襄

母系の血脈ということ考えている。天皇家のことではない。日本社会は父系が中心となってきたから母系を調べるのは、もともと障壁が高く困難をきわめる。名家の家系図をみても母系は総じて「女」としか表記されていない。その”女”が、どのような出身で、どのような影響力を次の世代に残していたのか、一人の人間を調べるうえで、実は重要なポイントとなると思っている。

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「苗字必称義務令」という法律があった 古沢襄

<strong>姓なんて単なる符丁</strong>

丹羽基二さんは日本の姓氏について分かりやすく解説してくれる。私は姓なんて単なる符丁だと思っていた。明治維新で、新政府は徴税と徴兵のために「明治新姓」という制度を作った。明治三年の「苗字許可令」がそれだ。徴税と徴兵のために政府の方が必要なのに”許可令”とは笑わせる。農民は姓がなくても不自由しなかったから届け出は少なかった。

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