「沢内年代記」を読み解く(十五)  高橋繁

天明六年 丙午(ヒノエウマ・・・1786年の記録) 
①米をはじめとする作物は出来が悪く、下の下作。稲は青絶ち(生気がなく枯れそうになっている)。毛見役が来て作柄視察・検査し上納した。御代官本宿弥惣右エ門、坂牛吉右エ門。
②この年米一升(1.5㎏)が七十文(1文30円とすれば2.100円。1文50円とすれば3.500円)。秋田から来た米は一升、八十文(2.400円から4.000円)という高値であったので人々は困窮を極めた。
③このような現状を見届け検分されたのは七之戸安右エ門、上野甚右エ門であった。

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