「沢内年代記」を読み解く(十七)  高橋繁

寛政六年 甲寅(キノエトラ・・・1794年の記録)  
◇新町堰の工事始まる  ◇鳥海山の噴火  ◇横綱谷風の死
①米、農作物の出来具合は中ぐらいの出来。平年作並の出来であった。
②年貢割合は去年より二歩安くなった(「巣郷本」「白木野本」)「下巾本」には「去る丑の年の通り仰せ付けられた」とある。「下巾本」の記録は代官所の側に立った記録が多いことから、あるいは「二歩引き」はなかったかも知れない。
御代官 大里所右エ門、箱石覚右エ門

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