3437 藤本健二氏の金正日ファミリー情報 古沢襄

黒田勝弘氏が話題の金正雲氏について、その実像は金正日総書記の料理人だった藤本健二(ペンネーム)氏の著書から引用されたもので、他には裏付けとなる情報はないと暴露している。
藤本氏によれば金正雲氏は「性格は父親似で豪快 体形も似る」と言っている。また「長男の金正男氏は正式なファミリーには入っていなかった」「次男の金正哲氏は父親の金正日将軍が『母親に似て女っぽくて駄目だなあ』と言うほど気の優しい男だった」という。これらから金正日総書記の一番のお気に入りは金正雲氏ということになる。
また現在、外部世界で知られている金正雲の唯一の姿である子供時代の顔写真も、藤本氏がもたらしたものだという。
ただ藤本氏の金正日ファミリー情報は、2001年4月、同氏が北朝鮮を離れているために、それ以降の情報はない。この八年間の金正雲氏に関する情報は依然として謎に包まれていると言って良いだろう。
<【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮の金正日(キムジヨンイル)総書記(67)の後継者に三男の正雲(ジョンウン)(26)が内定したとの話が流れている。韓国の情報機関・国家情報院が入手した情報として、北朝鮮当局が最近、在外公館に内定の事実を通報し、国内でも金正雲をたたえる歌が歌われているというのだ。
まだ20代にすぎない末っ子を後継者にという“内定説”には疑問の声も残っているが、息子の中で金正雲が注目されるのはその性格が父親似で、金総書記も三男が「一番お気に入り」とする見方が広く流布されてきたからだ。
しかし、こうした情報を含め、これまで外部世界にもたらされている金正雲に関する情報のほとんどは、1980年代から2000年代初めまで金総書記の料理人だった日本人、藤本健二(ペンネーム)氏の著書から出ているものだ。
藤本氏は『金正日の料理人-間近で見た権力者の素顔』(2003年、扶桑社刊)など3冊の著書があり、金総書記の“ファミリー情報”を詳しく紹介している。
藤本氏は異母兄の長男、正男(ジョンナム)(38)は正式なファミリーには入っていなかったとし、次男の正哲(ジョンチョル)(27)と三男の正雲を比較し次のように書いている。
「2人の兄弟の性格は正反対といえるかもしれない。兄の正哲は父親の金正日将軍が『母親に似て女っぽくて駄目だなあ』と言うほど気の優しい男だった。一番のお気に入りは弟の方だ。弟の正雲は性格も父親に似て豪快で物おじしない。体形まで似ていた。彼は少々やんちゃなところがあり10代でたばこも覚えていた。やんちゃではあるけれども決して傲慢(ごうまん)ではなかった…」
藤本氏は金正雲がスイス留学の経験があることも明らかにしているほか、現在、外部世界で知られている金正雲の唯一の姿である子供時代の顔写真も、藤本氏がもたらしたものだ。
藤本氏は2001年4月、北朝鮮を離れているため、金正哲、正雲兄弟をはじめそれ以後の金正日ファミリーに関する情報は、母親・高英姫の死亡(04年)以外、とくにない。
2代目世襲後継者だった金総書記の場合、1974年、32歳の時に後継者として党内決定してから6年後の80年の党大会で公式発表されている。その間、金総書記の存在は“党中央”と称された。今後、3代目後継者がどのような呼称で登場するのか、関心を集めている。(産経)>
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