杉浦正章

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20246 “政局の人”小沢が動き始めた   杉浦正章

■狙うは「9年周期の参院選大波乱」 たまに新聞に名前が出ると「懐かしい」と思われる政治家がいるが生活の党代表・小沢一郎がその右代表だろう。2009年の総選挙で民主党の地滑り的な圧勝を受け、議員会館の同じ階に当選した“小沢美女軍団”をはべらせ...
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19517 参院の野党デマゴーグに3つの対抗策   杉浦正章

■自民は衆院の弛緩を戒め「着地」に備えよ参院は「良識の府」だが「再考の府」とも呼ばれる。首相・安倍晋三はせっかく衆院を通った安保法案を「再考」するわけがないが、それでは野党が安保法案の追及方法を「再考」するかと言えばしない。47歳で必死にお...
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19448 「抜き打ち」のあとは安倍が「バカヤロウ解散」??   杉浦正章

■「解散幽霊」が真夏の永田町を徘徊(はいかい)永田町の政治部OBの飲み会で大笑いとなった解散話。「抜き打ち解散の後はバカヤロウ解散がある」というのだ。その筋書きというのは安保法制の特別委員会で民主党幹事長・枝野幸男に詰め寄られた安倍が、つい...
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19173 翁長は二重外交の“禁じ手”に走るな   杉浦正章

■反米プロパガンダもいいかげんにせよ 国を誤る行為の最たるものは二重外交である。日本では昭和初期から旧陸軍が独自外交を展開して国益を大きく毀損した。それをいま自治体の長が行おうとしている。沖縄県知事・翁長雄志が27日から訪米して米政府や議会...
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18838 安倍は「習近平銀行」の実態を語れ    杉浦正章

■AIIBの独善性を検証する アジアインフラ投資銀行(AIIB)参加でG7に亀裂を生じさせたと中国国家主席・習近平の高笑いが聞こえるようだが、その「危うさ」から見ればやがて顔面蒼白の時が訪れるだろう。紛れもなくAIIBは「中華民族の偉大なる...
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18422 安倍は恒久法と機雷掃海で公明に譲歩せず    杉浦正章

論戦冒頭から安保法制の核心部分へ まるで横綱・白鵬が日馬富士を土俵の外に投げ飛ばし、観戦していた大関・山口那津男にわざとぶつけたような代表質問初日だった。このところ恐ろしいほど首相・安倍晋三はついている。総選挙に圧勝して、まさに地雷原を踏む...
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18364 マスコミは「蛮勇」を礼賛すべきではない    杉浦正章

与える影響の大きさを考えよ 橋本登美三郎が佐藤内閣の官房長官だったころ、従軍記者の武勇伝を聞いた。朝日新聞の記者だった橋本は部下を15人ほど引き連れて日本軍が占領した南京に一番乗りした。弾丸が頬をかすめるような場所で記事にして伝書鳩で送った...
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18312 ドイツ並みの対テロ特殊部隊を創設せよ    杉浦正章

安保神学論争をしているひまはない。 安倍晋三が29日の衆院予算委で、テロからの邦人救出を目指した自衛隊法改正を安保法制の柱に取り入れる方針を表明した。首相の念頭には13年のアルジェリアテロ事件で、なすすべもなく日本人が惨殺されたケースがある...
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18279 安倍は、国内へのテロ攻撃に万全を期せ    杉浦正章

■ISISの「日本敵視」は油断できぬ道理の通じないテロリスト相手の人質救出は最後まで予断を許さないが、今回の人質事件でイスラム国(ISIS)が突き付けた課題は集団的自衛権をめぐる安保法制への影響と同時に、日本がテロとの戦いに物心両面で巻き込...
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17979 結局岡田と細野の争いが軸か    杉浦正章

誰がなっても「待ち」しかない テレビで民主党政調副会長の岸本周平と後藤裕一の話を聞いたが、総選挙はすさまじい戦いだったらしい。岸本が「拒否されるならまだ関心があるからいい。有権者は民主党に無関心だった」と述べれば、後藤も「握手をしても相手は...