2007-04

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537 ガ・ギ・グ・ゲ・ゴ 渡部亮次郎

生まれ在所の秋田弁と東京弁にたった1つ、共通点がある。それが鼻濁音とくにガギグゲゴである。関西地方出身の演歌歌手はこれが殆どできない。都はるみ(京都)、谷村新司(大阪)、渡哲也(兵庫県)らに鼻濁音は出ないし、或いは気をつけて出さないようにし...
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536 血の通った最高指揮官の訓辞 古沢襄

自民党の山崎拓・前副総裁と加藤紘一・元幹事長が連休を利用して中朝国境の延吉市を視察したのは、思惑は別として、それなりに意味があることだと率直に認めたい。国際情勢が激動の気配をみせている現在、日本の政治家には休日はない筈である。だが延吉市まで...
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535 サウジ入りした日本経団連ミッション 古沢襄

安倍首相の訪米よりも中東歴訪に興味がある。英国のロイター通信社がサウジアラビアのリヤドから伝えてきたところによると、安倍首相には約170人から成る日本経団連ミッションが同行したという。現地で行われた日本とサウジの経済界トップらが参加した経済...
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534 最新鋭戦闘機F22の導入計画 古沢襄

米ワシントン・タイムズがブッシュ・安倍首脳会談で、米空軍の最新鋭戦闘機F22ラプターを日本側が一〇〇機導入する話し合いが行われると事前に報じていた。首脳会談でどのような話し合いがあったか真相はわからない。ある意味では、日本のマスコミが取り上...
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533 韓国軍捕虜のシベリア連行 古沢襄

産経新聞の黒田勝弘ソウル支局長が、朝鮮戦争の当時に数千人の韓国軍捕虜が旧ソ連に移送されて、シベリアや中央アジアなどで強制労働に動員された事実を伝えてきた。さきの大戦で日本の関東軍は満州に侵攻してきたソ連軍に降伏し、五十七万五千人の将兵がシベ...
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532 強硬派が主導権を握った北朝鮮軍部 古沢襄

北朝鮮が国際社会の仲間入りするためには、おどろおどろしい「先軍政治」の看板を下ろして、対話が成り立つ外交重視の姿勢を示すべきであろう。核保有やミサイルに依存する威嚇外交は、あまりにも19世紀的である。軍事が最優先で外交や内政が追随する国家体...
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531 アフリカを蚕食する中国 渡部亮次郎

蚕食とは蚕(かいこ)が桑の葉を食うように片端から次第に他国または他人の領域を侵略すること(広辞苑)。中国人労働者9人とエチオピア人65人がエチオピア東部で殺害されたのは2007年4月24日早朝。中国人が何しに東アフリカまで? その認識の甘い...
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530 内務省の時代 渡部亮次郎

日本にも内務省があった。明治時代から大東亜戦争の敗戦直後まで設置されていた省。GHQ(は戦後に来た占領軍)に解体された。内務官僚出身の著名人(五十音順)。日本史に重大な功績を残した人々だ。相川勝六安倍源基有松英義 粟屋仙吉生悦住求馬石破二朗...
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529 アニミズムの世界 古沢襄

戦後日本が忘れ去っているが、逆に欧米で注目を浴びているものにアニミズムの世界がある。一九九二年、カナダのヴァンクーヴァーで米国、カナダ、日本の研究者が会議を開いて、国際コンファレンス「日本文学に見る自然と自己」を論じた。アニミズムの言葉はラ...
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528 デュポンの始めは爆弾屋 渡部亮次郎

1990年代はビジネスその他で盛んにアメリカを訪れた。ワシントンとニューヨークが多かったが、或る時、ニューヨークからワシントンへ列車で向かう途中、フィラデルフェアで下車した。アメリカ人の友人一家を訪ねるためである。NYから山中の一軒家に越し...