2007-07

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830 「チョロ」の国家機密 渡部亮次郎

日本の元総理大臣が外国に招待されて打ったゴルフの第1打が、あろうことか「チョロ」だった。本人すかさず側近に「これは国家機密だッ」と緘口令を敷いた、という笑い話。隅田川に上がる豪快、華麗な花火(2007・07・25)を見ながら聞かされた話だ。...
宮崎正弘

829 マナス空港の米軍駐留は 宮崎正弘

キルギスの首都ビジケクで8月16日から「上海シックス」(上海協力会議)が開催される。首都ビシケクは厳戒態勢にあるのか、と言えばそうでもない。ダレているわけでもないが、市内いたるところの警備がゆるんでいた。町の繁華街広場では海賊版DVDが堂々...
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828 「官僚内閣制」打破こそ 屋山太郎

≪何が惨敗した原因か≫参院選の惨敗は安倍晋三首相にとって全く不本意な結果だったろう。自らが目指した政治とまるで内容の違う基準で評価されたのは心外極まりなかったに違いない。安倍政治の真価を問うため続投の意志を表明したが、再出発に当たって敗因を...
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827 保守思想の三つの流れ 古沢襄

民主党が躍進した参院選の結果、自民党に代わる新しい政治勢力を期待するムードが生まれている。だが細川内閣の再現を求めるような圧倒的な支持勢力が固まりつつあるとは言い難い。安倍内閣の閣僚たちの不規則発言、不祥事に対して自民党の支持勢力の二割以上...
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826 岩手県の不思議さ 古沢襄

日米戦争の開戦を指導したのは、岩手県にルーツを持つ東条英機元首相だったが、終戦をもたらした蔭の人物は岩手県人の米内光政海軍大将(元首相)。「岩手県人が開戦を指導し、同じ岩手県人が戦争終結に導いた」と言われたものである。今度の参院選の立役者は...
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825 在原業平と新東京タワー 渡部亮次郎

東京タワーの2倍の610メートル余の新東京タワーが近く建つところはの業平橋駅(なりひらばしえき)は、東京都墨田区押上(おしあげ)1丁目にある東武鉄道伊勢崎線の駅である。私の住まいから車で5分ぐらいのところである。近くに掛かる隅田川の「吾妻橋...
宮崎正弘

824 米国が北京に警告 宮崎正弘

中国の港をでたイラン向けカーゴには「核技術関連部品から、大陸間弾道ミサイル部品まで」。いずれも国連がイラン向け輸出を禁止しているものばかりだ、と米国務省は言う。中国政府は「証拠を示せ」と言うばかりで、一切の疑問を封じ込めてきた。中国からイラ...
宮崎正弘

823 アフガンのケシ畑 宮崎正弘

アフガニスタンは、いまや「タリバニスタン」と呼ばれる。空爆で消滅したはずのタリバンが、アフガン南西部で急速に息を吹き返したからだ。アルカィーダの残党もすこしはいるかも。パキスタンは、米国の手前、テロリスト撲滅に協力してきたが、内務省と軍はタ...
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822 遠野物語と河童伝説 古沢襄

今週の「どんど晴れ」は新しい展開をみせる。観光雑誌の取材のため遠野を訪れたヒロイン夏美だったが、河童が出るという川に誤って落ちてしまう。それを偶然通りがかった政良に助けられるのだが、政良は二十年前に姿を消した柾樹の父親という設定。ストーリー...
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821 脱線真紀子節のアルツハイマー 古沢襄

麻生外相のアルツハイマー失言には厳しい批判の筆誅を加えたマスコミだが、野党の田中真紀子さんが米子市で同じ発言をしても黙殺。29日は投票日だから朝刊で扱うところはあるまい。それを狙ってのアルツハイマー発言とすれば、かなり手の込んだやり方。真紀...