2011-03

古森義久

7574 禍を転じて、日本の正常化へ 古森義久

日本の歴史でも稀有な天災が日本の国のあり方を変えることになるのか――これからの私たちが熱気をこめて論じていくことになる大命題です。まず杏林大学名誉教授・田久保忠衛氏が今朝の産経新聞への寄稿でこの命題を正面から論じていました。国家存亡の危機に...
古森義久

7573 「菅直人です」と名乗る電話がかかってきた 古森義久

いきなりあなたの携帯電話に「菅直人です」と名乗る電話がかかってきたらどうするか。受けたあなたは菅首相とは面識はありません。でもどうも本当にそんな出来事が起きたようなのです。しかも一度ではなく。菅首相のずさんを示す一例です。週刊文春3月31日...
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7572 両陛下が避難所へ 花岡信昭

腰をかがめ、あるいはひざをつけられて、両陛下は被災した人たち一人ひとりに話しかけられた。救援作業の邪魔にならないようにと、この日まで待たれ、都内の避難所へのご訪問となった。陛下の国民向けメッセージといい、計画停電に合わせて毎日電気をつかわな...
宮崎正弘

7571 イランの核武装を手助けしている中国? 宮崎正弘

イランのナタンズ原子炉は明らかに核兵器を製造中。国際的制裁の網をかいくぐって機材や材料を密輸する中国。パキスタンの「核の父」といわれたカーン博士は、リビア、イラン、そして北朝鮮の核武装を手助けしていた。パキスタンはカーンの「罪」を許し、海外...
古森義久

7570 沖縄の米軍海兵隊が救援に活躍する 古森義久

アメリカの官民の日本支援の実態紹介を続けます。米軍の支援の規模の巨大さはすでに報じてきましたが、沖縄に駐留する米軍海兵隊の活動も目立ちます。沖縄駐留海兵隊だけで3月22日一日に毛布2300枚を含む さまざまな資材を被災地に送りこんだと発表さ...
桜井よしこ

7569 政治と国のありようが今、問われている 桜井よしこ

マグニチュード9.0の巨大地震、いかなる予想をも超えた巨大津波、原子力発電の危機──人類が経験したことのない最悪の三重の悲劇は、天が日本国に与え給うた試練ではないか。万単位に上る人々、誠実に精一杯生きてきた多くの人々が犠牲となったことは、言...
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7568 震度五の地震対策で他愛のない話 古沢襄

菅内閣や東京電力のこと考えると腹が立つことばかりだから、たまには他愛のないこと書き綴る。と言っても3・11大災害でわが家もかなりの被害と怖い思いしたから、決して他愛のない話ではない。一番怖かったのは書斎に積んであった本の山が大音響を立てて崩...
古森義久

7567 大船渡で苦闘したアメリカの名門、捜索救助隊 古森義久

日本の大災害救済へのアメリカの支援を改めてまとめてみました。日本ビジネスプレスの私の連載コラム「国際激流と日本」のレポートの転載です。第一回分はアメリカでも最高水準の捜索救助隊が被害も最も激しかった地区のひとつ、大船渡市で活動して、帰ってき...
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7566 政府は勇断をもって最悪のシナリオを避けよ 古沢襄

福島原発の事故は、政府、東京電力、経産省原子力安全保安院がいうような「非常に憂える事態だ」の域を超えている。むしろ制御不能の危機的状況を迎えたと言っていい。それは東京電力という私企業の処理能力を遙かに超えている。国家の責任でこの危機的状況を...
古森義久

7565 日本は「自粛」の強迫観念に襲われた 古森義久

さあ、挑戦的な考察と意見がアメリカ側から流されました。いまの日本で天災の犠牲者や被災者を悼んで、被害を受けていない人たちが、種々の行事をキャンセルし、行動を抑制し、いわば喪に服すことの是非論です。どの文化の規範からみても、喪に服すという概念...