20997 つくばいで水浴びするメジロを楽しむ   古沢襄

五月二十八日。メジロが飛んできて「つくばい」で水浴び。ちょうど上に枝が出ていて、そこに飛び乗り、二度、三度と水浴びを繰り返していた。

水を冷たくするために、水道水をつくばいの上まで引いてある。居間から見て、つくばいの水が減ると水道の蛇口をひねって水を足す。

スズメは滅多に水浴びをしない。鳥が水浴びしていると居間のガラス戸越しに見えるので、よく見るとたいていはメジロの水浴び。

スズメより少しちいさいメジロだが、上品で人の目を楽しませてくれる。たまに野生化した文鳥が飛んでくるが、メジロの可憐さには及びもつかない。

メジロは目の周りが白い輪で囲まれている。だから「目白=メジロ」の名がついたのだろう。メジロの好物は花の蜜。庭には蜜をつける花木を植えてあるので、そろそろメジロがやってくると思っていると、義理堅くわが庭にもメジロが毎年、飛んできてくれる。

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コメント

  1. 山中 雅和 より:

     ジャーナリストとは思えぬ位、使命感に満ち
    清く美しく、強靭で且可憐なブログでした(涙)
     感謝。御冥福をお祈り申し上げます。再拝。
     
     

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