2009-02

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2954 野鳥捕りで捕まった大臣 渡部亮次郎

九州育ちの人は野鳥を捕まえるのがおしなべて好きなのか、熊本県ながら天草島で生まれ育った故園田直(そのだ すなお)氏は秘書官の私に隠れて東京・多摩地方の山でメジロ捕りの罠を仕掛けて自然保護員に捕まったことがある。藪の中から引きずり出してみると...
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2953 野党の「甘い計画」 花岡信昭

国会はこれまでには見られなかった展開になっている。野党が来年度予算の年度内成立を目指すという「逆転の構図」だ。政治記者を長くやってきたが、こういうシーンはまず記憶にない。これは言うまでもないが、早期解散を引き出したい民主党の戦略による。予算...
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2952 陸軍国家の偏った士官教育 古沢襄

戦前の日本は陸軍の力が強かった。明治維新以降、富国強兵が国家の基本政策となって日清戦争、日露戦争、満州事変、支那事変と大陸での戦争を拡大してきた。過去の歴史をみても陸軍国家は同時に偏狭なナショナリズムを鼓舞する傾向がある。中国は明らかに陸軍...
宮崎正弘

2951 江沢民派が仕切る中国軍幹部 宮崎正弘

中国軍幹部、依然として江沢民派が上層部を抑え込む。総参謀本部、軍の動員を江沢民派の同意を待って命令。中国人民解放軍で、軍の移動、出動を命令するのは総参謀部である。現在、総参謀部長は陳徳丙(上将、66歳)。胡錦涛の辞令により、就任してから一年...
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2950 新しい保守政治の構築が肝要ではないか 古沢襄

日本の政治家で世界情勢を俯瞰的に見ることが出来る人が少ないのは、やはり戦後政治の生んだ歪みなのであろう。俯瞰的に見るというのは、外交・安全保障で不動の視点を備えるということではないか。民主党でいえば前原誠司氏がその一人である。永田メール事件...
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2949 行革?利権の移譲よ 山堂コラム

麻生総理が「郵政民営化には賛成ではなかった」とチラッと漏らした。小泉(元総理)が出張ってきて「笑っちゃう」と一蹴。麻生、前言すぐ取り消し。筑豊のヤマ師も横須賀のテキ屋には歯が立たねえ。「花と龍」も、喧嘩では関東ヤクザにはまるで勝負にならぬの...
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2948 緊迫するテポドン2号改良型の発射 古沢襄

北朝鮮のテポドン2号改良型の発射実験が迫っている。米国や韓国のメデイアは危機感を持って連日の様に北朝鮮の動きを報道しているが、日本では次期首相と目される小沢民主党代表が「在日米軍は第七艦隊だけで十分」と超平和ボケの発言をする始末。<米国のケ...
宮崎正弘

2947 「中国経済に回復の兆し」の面妖 宮崎正弘

日本のマスコミの面妖、「中国経済に回復の兆し」。実態は輸出入落ち込み、就職難、鉄鋼、株式は再び下落基調。例によって日本のマスコミはおかしな分析予測を書いている。「上海株式指数が年初来、30%上昇し、鉄鋼価格が20%あがり、運輸の移動人口が急...
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2946 分野別新型国債での新産業投資 佐藤鴻全

◆世界的危機の時代◆米国のサブプライム問題に端を発した世界経済金融危機の着地点が見えない。その環境下、英国の消費税率切り下げを皮切りに各国は続々と手を打ち始めた。オバマの米国も、グリーン・ニューディールと銘打つ環境・新エネルギー投資、大規模...
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2945 雑談:権力との付き合い方② 福島香織

■で、さきごろ世間を騒がした、中川昭一・前財務・金融担当相のG7〝酩酊〝記者会見。中川氏が会見直前に某社の美人女性記者ら、お気に入り記者を集めて会食したという話が新聞や週刊誌で話題になった。「美人記者」と週刊誌やタブロイド紙は強調して書くも...