2008-11

平井修一

2535 田園まさに荒れなんとす 平井修一

カミサンのふるさと、奄美大島の新聞「南海日日新聞」のサイトを久々に覗いた。コラム子が言う。<先日、ランドマークタワーで有名な横浜市のみなとみらいを訪ねた。2年ほど前にも来たのだがその時はなかった高層マンションが林立していてその急な発展に驚い...
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2534 「しょっつる」は苦手? 渡部亮次郎

「しょっつる」は標準語でいえば「塩汁」。秋田弁では「汁」が「つゆ」になり「つる」に訛る。ただし旧八郎潟沿岸では材料の海魚が獲れないから「しょっつる」は造らない。だから、おかしな事に秋田生まれの私が「しょっつる」を初めて食べたのは40歳を過ぎ...
宮崎正弘

2533 中国でも原野商法 宮崎正弘

「李鵬の息子の詐欺にだまされた」と被害者が北京で抗議行動。中国版REIT詐欺、原野商法詐欺で抗議の矛先は法務省へも。各地の暴動に関しては報道するに際限がないので、小誌でもあまり書かなくなっていたが、中国での新種の暴動や事件が起きると書き留め...
桜井よしこ

2532 韓国の危機、中国が支配確立か 桜井よし子

11月14、15日、ワシントンで開催された主要20ヵ国による緊急首脳会議(金融サミット)に併行して、日中韓財務相会合が開かれた。3ヵ国は、金融危機に際して互いに外貨を融通し合う「通貨交換協定」(通称チェンマイ協定)の支援枠を拡大することで意...
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2531 ムンバイ同時テロ事件の教訓 古沢襄

インド経済の中心地ムンバイで発生した同時テロ事件は、国際テロ組織アル・カーイダの影がちらちつくが、テロリストは若いイスラム兵士が目立つ。犯行声明を出した「デカン・ムジャヒディン」なる組織も初めて聞く名前。テロリストが英米人を捜していたという...
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2530 結局は解散をめぐる綱引き 古沢襄

「政局よりも政策」を唱え、景気対策を国民への”公約”にしてきた麻生内閣が2次補正を先送りするのは、公約違反だという民主党の主張は”攻める側”の理屈が通った戦術である。だが、だから年内に解散をせよと麻生首相に迫るのは、民主党側の党利党略から出...
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2529 中国は麻生首相をどう報道しているか(2) 福島香織

■「日本の首相の漢字読み間違いを、中国人が大騒ぎする必要もないのだが、しかし、中国を起源とする漢字がこのように今にいたるまで日本人に尊重されている、しかも依然としてそれは中国文化に対する尊重も含んでいるのである。麻生についていえば、彼の自民...
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2528 中国は麻生首相をどう報道しているか(1) 福島香織

■先週末、夜回りのタクシーの中で、ラジオが流れていて、麻生首相の漢字が読めないことや失言・放言の多さについて、パーソナリティーとコメンテーターがこき下ろしていた。すごいな、公共の電波で自国の宰相をここまでばかにできるなんて、中国人記者が聞い...
宮崎正弘

2527 内情バラバラの台湾国民党 宮崎正弘

中国国民党は孫文が創設し、蒋介石が引き継いだ。独裁強権政治で戒厳令を敷いて台湾を治めたが、民主化以後、野党に転落し、ようやく2008年3月の総統選で政権の座に返り咲いた。そこまでは良かったが、権力回復後も党勢の伸び悩み、党内不統一、リーダー...
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2526 ニュース性がない麻生・小沢討論 古沢襄

麻生内閣が発足して初の小沢一郎氏との党首討論となったが、正直な感想を言えば小沢氏の迫力不足、もっと麻生首相を追い詰める論法を展開できなかったのだろうか。各社の報道はいろいろだが、共同記事が一番冷淡だった気がする。海外メデイアにとっては麻生・...