2009-03

未分類

3105 ノドン核が日本を狙う 古沢襄

テポドン長距離ミサイルは日本にとって直接の脅威にはならないが、200基が実戦配備されているノドン中距離ミサイルは、日本攻撃用であるだけに深刻な脅威となる。ソウルから共同が伝えてきたところによると、北朝鮮はノドン搭載用の核爆弾の小型化に成功し...
未分類

3104 真央とキム・ヨナの国境を越えた友情 古沢襄

相手が日本となると異常なくらい熱くなる韓国。ベースボールにしてもフィギュアスケートにしても、日本に負ければ国辱ものだといきり立つ。皮肉な言い方と聞こえるかもしれないが、不調の真央ちゃんがキム・ヨナに負けて良かったと思う。WBCで世界一になっ...
未分類

3103 「親北勢力」を見極めよう 花岡信昭

国会決議から「国連安保理決議に明白に違反」という文言が削除されたという。こういう弱腰の姿勢を見せてしまうのはよくない。「親北」勢力をきっちりと見据える必要がある。共産、社民、国民新党の3党の要求によるものだ。自民党は早期に全会一致の国会決議...
宮崎正弘

3102 中国、強硬発言から微笑発言へ 宮崎正弘

IMF増資に「喜んで協力します」と中国が態度を豹変。G20=ロンドン・サミット直前にまたまた発言力を強化した北京の思惑。駐英国中国大使の溥宝(フーイン)はBBCとのインタビューに対して、周小川発言のように「ドルの退位を迫ることはない」と言明...
宮崎正弘

3101 ゴールドをめぐる異変 宮崎正弘

金価格は五年以内に一オンス=2500ドルを超えるとUBS。ヘッジファンドが金買い出動、金貨製造業は製造設備拡大。異変が金(ゴールド)をめぐって起きている。正確に言えば異変が継続拡大している。不気味な地響きが聞こえる。 米国は金融安定化法で8...
未分類

3100 厳しい民意、小沢氏に痛手 古沢襄

共同通信社と時事通信社は双子の兄弟。敗戦後、GHQの占領下で同盟通信社が二つの通信社に分割された。それだけに共同通信社と時事通信社の復縁話は、私の記者時代には消えては生まれ、生まれては消えていた。そんなことがあったためだろう。岸内閣の当時、...
未分類

3099 森田氏圧勝の意味合い 花岡信昭

千葉県知事選挙で森田健作氏が圧勝したのは、さまざまな意味合いを持つ。民主党の小沢一郎代表の去就に影響が出るのは当然だが、そうした次元の話よりも、これによって、首都圏4都府県の知事の連携がスムーズに行われる体制になったことを評価したい。選挙結...
宮崎正弘

3098 ならば新通貨・人民元は機能するのか? 宮崎正弘

深甚な衝撃を運んだ周小川(中国人民銀行総裁)の「SDRを新通貨」に逆提案。普通なら欧米は冷笑するはずだが、深刻に反論を始める不思議。ワシントンで周小川発言への反応が起きた。3月24日、連邦議会の証言に立ったのはガイトナー財務長官とバーナンキ...
平井修一

3097 その後の四人 仕掛人・藤枝梅安(最終篇)② 平井修一

●初鰹で一杯さて、話を戻そう。この間、梅安、彦次郎、小杉十五郎は、切畑の駒吉が金にあかせて送り込んできた刺客を次々と撃退していった。しかし、夜中とか早朝とはいえ、品川台町の自宅兼治療場が刺客に襲撃され、おせき婆さんまでが怪我をするようになっ...
平井修一

3096 その後の四人 仕掛人・藤枝梅安(最終篇)① 平井修一

●はじめに藤枝梅安と白子屋一味の凄絶な死闘の最中、池波正太郎先生が不帰の人となり、絶筆となってしまった(平成2年1990)。それから早くも20年になろうとしている。駒光なんぞ馳せるがごとき。ファンとしてはその後の四人のドラマを知りたいもので...