2007-01

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399 違い際立つ小沢民主党と志位共産党 古沢襄

通常国会は冒頭から荒れ模様だが、意外と知られていないのは、口火を切ったのが三日付けの「しんぶん赤旗」。自民、民主両党議員の事務所費問題を一面トップで取り上げた。お屠蘇気分でいたマスコミ各社は、政治資金収支報告書の調べ直しに追われた。そこに降...
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398 北朝鮮にも異変の兆候? 古沢襄

中国の権力構造で何らかの異変が起こっている可能性を私は指摘してきたが、昨秋来、北朝鮮の権力構造でも同様の兆候がある。26日のソウル発ロイターは次のような情報を伝えている。<韓国統一省は26日、北朝鮮の金正日労働党総書記が病気に陥っているか、...
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397 薄幸の多賀谷姉妹の生涯 古沢襄

「真田幸村の娘・お田の方」のことを書いたことがある。父・幸村は大阪夏の陣で討ち死、祖母・一の台(秀次夫人)は三条河原で処刑されるという数奇な星の下で生まれながら、東北の亀田藩主・岩城重隆の母として”賢母”の名を残した。戦国の世に生まれ、不幸...
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396 胡錦濤の権力基盤にかげり? 古沢襄

中国の権力構造で何らかの異変が起こっている兆候があるのだが定かではない。渡部亮次郎氏は昨年五月に胡錦濤国家主席の乗ったミサイル駆逐艦に砲弾が撃ち込まれたという衝撃的な情報を明らかにしている。通常国会を前にして日本の政界人の中国訪問が盛んだが...
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395 土門拳とリアリズム写真 古沢襄

写真家・土門拳が亡くなって十七年の歳月が去った。山形県酒田市の飯森山公園にある土門拳記念館には二度訪れたことがある。母が所蔵していた無名時代の土門拳作品・十二枚を寄贈するためで、いずれも1936年頃のものである。1909年に酒田市で生まれた...
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394 中国でテロ未遂事件 渡部亮次郎

航空自衛隊OBの軍事評論家佐藤守さんのブログによると、昨年5月、中国海軍が過った振りを装って胡錦濤国家主席の乗ったミサイル駆逐艦に砲弾を撃ち込んだ、という。砲弾は胡主席二命中せず、調査の結果は過ちとして処理されたというが、佐藤氏は「過ちに、...
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393 板東武者の栄枯盛衰を刻む平城 古沢襄

「茨城の城郭」という近刊書を頂戴した。茨城県には中近世の城郭跡が1000城あると聞いていたが、この本は140城を選んで、図や解説文で紹介している。昨年夏に探訪した牛久城趾も詳しく出ている。(茨城の城郭・図書刊行会)私の場合は城の美しさよりも...
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392 シベリア墓参で不戦の誓い 古沢襄

戦争の悲劇という言葉が風化して、観念化・類型化してきたなという思いが、かなり以前からあった。それが怪しからんとか、情けないと嘆いても始まらない。昭和ヒトケタの私たちの世代が人生の舞台から退場し、子の時代もそろそろ定年を迎えようとしている。間...
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391 そのまんま東・宮崎県知事 古沢襄

美濃部都知事、青島都知事、ノック大阪府知事、田中長野県知事と持ち味は違うが、いずれも無党派パワーに乗って知事選で勝っている。そのまんま東宮崎県知事もその流れにある。だがそれによって都政や大阪府政が変わったであろうか。あれほど県民が熱烈に支持...
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390 平沼ショックに考える 渡部亮次郎

毎日新聞の岩見隆夫さんが1月20日のコラム「近聞遠見」で「平沼ショックを考える」と題して書いている。及び毎日新聞 2007年1月20日 東京朝刊<終戦の日の早朝、養父、平沼騏一郎元首相の邸が、終戦に不満を抱く一部将校に襲撃され、6歳の平沼は...