2008-06

宮崎正弘

1976 貴州省で市街戦の様相 宮崎正弘

今年最大級の暴動は貴州省へ飛び火した。党幹部の横暴に民衆は公安ビル焼き討ちで応酬、市街戦の様相。中国語圏の新聞各紙が伝えた。6月28日、貴州省甕安(おうあん)県で15歳の少女が強姦された挙げ句に殺された。それ事態は珍しい事件でもないが、地元...
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1975 ジャーナルが批判的な論調 古沢襄

<【ワシントン27日時事】27日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米政府が北朝鮮の核申告に合わせ、テロ支援国指定の解除手続きに入った問題を社説で取り上げ、「この緊張緩和の動きは、同盟国である日本にとって困惑させられるものであり、福...
宮崎正弘

1974 樋泉克夫『死体が語る中国文化』 評 宮崎正弘

飢餓と動乱と人食いの残酷な本質をもつ中国人の葬送のドラマ。埋葬した棺を七年後に取りだして骨を洗い直す風習が意味することは何か?華僑の人脈コネクションと中国人の伝統芸能・京劇の研究では独壇場。この人の右に出る日本人学者はいない。樋泉教授の前人...
加瀬英明

1973 誇るべき日本人らしさ 加瀬英明

新年に、後輩の見合いをとりもった。大任を終えて安堵しながら、ホテルの回廊を歩いていたら、日本人にとって日常性から縁遠いインテリアがひろがっていたので、ふと外国にいるような錯覚にとらわれた。まるで、翻訳劇の舞台装置のようだった。私は『福翁自伝...
平井修一

1972 韓国、クーデターの可能性 平井修一

我が国には朝日新聞など容共左派の言論が満ちあふれている。日本新聞協会に加盟する109紙の2007年度の一般紙発行部数は4696万部で、産経と読売に代表される「保守派・どちらかというと保守派」は1500万部ほどだから、3分の2は容共左派だろう...
平井修一

1971 「2度目の洪水」は聖書にない 平井修一

南極の氷が融けて水位が最大60センチ上がり、水没する面積は大変なものだ、地球は温暖化している! それを食い止めよう! この論が正しいかどうかは門外漢の小生はまったく分からないが、それは正論だと「初めチョロチョロ、中パッパ、石油なくとも鯨捕る...
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1970 インスリン注射不要の夢 渡部亮次郎

2年前の2006年8月、京大の山中伸也教授が、人の皮膚から採った細胞に4つの遺伝子を入れて培養したら、万能細胞ができた。iPS細胞=人工多能性幹細胞と言うそうだ。万能細胞から、神経細胞、心臓細胞、臓器細胞、血液細胞、軟骨などが作られ糖尿病や...
加瀬英明

1969 吉兆は潰れたが 加瀬英明

今でも、宴会が終わるときには、「これでお開きにさせていただきます」という。誰もが宴会が終わったことが、分かる。だが、本来、開くといえば、開始するというように、始めることを意味しているのに、私たちは不吉なことを嫌うために、縁起を担いで、「終わ...
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1968 ヒラリーの借金をオバマが肩代わり 古沢襄

<【ワシントン25日共同】米大統領選で民主党指名候補となるオバマ上院議員は25日の記者会見で、自らの大口献金者に対し、指名争いを最後まで競ったヒラリー・クリントン上院議員が選挙戦で抱え込んだ借金の肩代わりを依頼したことを明らかにした。クリン...
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1967 巨象と針ネズミ 古沢襄

アメリカという巨象が北朝鮮という針ネズミに二度にわたって、してやられたという風刺漫画が描けそうである。1994年、民主党クリントン大統領と金日成国家主席(同年7月死去)の時代にロバート・ガルーチと姜錫柱の米朝高官協議は、北朝鮮に軽水炉を提供...