■斎木次官の車阻止も
【ソウル=豊浦潤一】斎木昭隆外務次官が29日、訪韓し、ソウルで韓国外交省の趙太庸(チョテヨン)第1次官と会談した。
来年の日韓国交正常化50周年を前に、冷え込んだ両国関係の改善策を探ったが、具体的な懸案をめぐって協議は平行線をたどり、安倍首相と朴槿恵(パククネ)大統領の日韓首脳会談の展望も開けなかった。
斎木氏は会談で、〈1〉産経新聞前ソウル支局長が朴大統領に対する名誉毀損(きそん)の罪で公判中となっている問題〈2〉韓国の日本産水産物輸入規制〈3〉韓国人元徴用工の訴訟――を挙げ、「日韓関係の大局を損なわないよう韓国側に改めて対応を求めた」ことを明らかにした。会談後に記者団に語った。
韓国側が首脳会談の前提条件とするいわゆる従軍慰安婦問題をめぐっては、「法的な問題ではなく元慰安婦の女性たちの心の問題として取り組んでいくという日本の姿勢を理解してもらいたい」と伝えたという。
協議が行われた韓国外交省では、斎木氏を乗せた車両が省内に入ろうとした際、反日市民団体に正門前で取り囲まれ、車両が一時引き返すトラブルが発生。韓国側は、斎木氏に「遺憾の意」を伝えたという。(読売)
杜父魚文庫
18079 日韓首脳会談、展望開けず 古澤襄
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