9694 ネットでMBS女性記者に大バッシング  古沢襄

東京では石原都知事の定例記者会見が時折、話題となるが、大阪で橋下市長の囲み取材でMBSの女性記者が20分以上もしつこく質問して、その場面の動画が公開されると女性記者に対し「態度があまりに幼稚」「しつこすぎる」などとネットで大バッシングが起こった。
その一方で朝日新聞にいたことがある奈良県生駒市の山下真市長が、ツイッターで女性記者を擁護する発言をして波紋を広げている。
おおやけの記者会見なのに、一社が20分も質問を独占するのはどうかと思う。必要なら単独記者会見を求めるべきだろう。東京の記者会見なら幹事社がMBS記者に注意してやめさせたであろう。
しつこい質問に業を煮やした橋下市長が「条例の命令主体と、命令対象者は誰なのか答えて欲しい。そういう原理原則がわかっていない質問には答えられない。答えられないならココに来るな」とやったのは大人げない。「国歌を歌いたくない人、トンチンカンな質問をする人も採用してくれるから、そんな人たちはみんな、MBSに行ったらいいですよ!」と切れてしまったのは、言わずもがなの発言。
杜父魚ブログにも投稿がきたが、ネットの大バッシング同様、女性記者を非難するものばかり。詳しくはコメント欄を読んで頂きたい。もっと詳しく知りたい人にはYou-Tubeの動画がある。質問者の発言が聞きにくい点で画竜点睛を欠いているが・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=3OKlJeer0PQ&feature=player_embedded
<橋下徹大阪市長が2012年5月8日に行った囲み取材で、MBS(毎日放送、大阪市)の女性記者がしつこく質問し続けて、結局20分以上を費やすことになってしまった。
その場面の動画が公開されると女性記者に対し「態度があまりに幼稚」「しつこすぎる」などとネットで大バッシングが起こった。
<<市長が問いかけると「質問しているのは私です」>>
MBSが公立学校の校長に行ったアンケート結果の感想を女性記者が橋下市長に質問したことがきっかけ。教員が歌ったかどうかの口元チェックは過半数がやりすぎだと考えているため、「起立」と「斉唱」は分けて考えるべきではないか、などと質問した。
橋下市長は、なぜ分けて考えるのか、学校の音楽の授業と同じように立っただけで歌わないとしたら成績は付けられない、と反論した。しかし、女性記者は「答えてください」と一方的に質問を続けた。橋下市長は記者に対し、「条例の命令主体と、命令対象者は誰なのか答えて欲しい。そういう原理原則がわかっていない質問には答えられない。答えられないならココに来るな」
などと逆襲。これに対し記者は、「質問しているのは私です」と返した。
橋下市長は、この記者はトンチンカンな質問を繰り返しているし、本当にこの記者は市政担当記者なのか、と訊ねた。すると、MBSの同僚と思われる男性記者がこうフォローした。
「よく取材をして回っている(記者)のですが、質問の仕方に問題があったのかもしれません」これで収まるのかと思われたが、女性記者はそれでも質問をやめず最後に、
「あの、まあ、これぐらいにしときますけど」とまるで勝利宣言のような発言をした。
これには橋下市長もキレ、「国歌を歌いたくない人、トンチンカンな質問をする人も採用してくれるから、そんな人たちはみんな、MBSに行ったらいいですよ!」などと批判した。
ネットではこの記者に対するバッシングが異常に盛り上がっていて、掲示板「2ちゃんねる」でも数十もの関連スレッドが立つ「祭り」に発展している。
「橋下に速攻で論破されたにも関わらず、偏った思想でそれでもひつこく食い下がるこの女が悪いんだろ」
「こんなのがいい加減な記事出してるんだな。元弁護士の橋下と記者じゃ、おつむの差がありすぎて話がかみ合わないだろ」
「女性記者よ、国歌を歌うのに突っかかるのは、 あなたの、個人的な、反日思想からだろ。しょーもない」
といった書き込みが出ている。
MBSにもこの女性記者に対する賛否両論が数多く寄せられているという。MBS広報は、この女性記者はニュース番組VOICE(ヴォイス)の担当記者で、5月11日午後6時15分放送分で大阪市の国歌起立斉唱義務問題の特集をするために取材に入った、と説明した。
その中で使用する橋下市長のコメントが必要で必死に食い下がったのだろう、ということだった。今回、視聴者から寄せられた意見は真摯に受け止める、としながらも、
「あくまで私たちの勝負の場所は番組ですので、ぜひVOICEの特集を見てもらい、またそれから様々な意見をいただけると嬉しい」と話している。(JCASTニュース)>
<大阪市の橋下徹市長と毎日放送の女性記者が囲み取材でやり合ったことを巡り、奈良県生駒市の山下真市長が2012年5月9日、ツイッターで女性記者を擁護する発言をして波紋を広げている。
山下市長はまず、橋下市長の対応について、「明らかに行き過ぎでちょっと常軌を逸しています。恫喝という感じすらします」と疑問を呈した。女性記者については、自ら新聞記者をした体験から忙しくて多少の勉強不足になることはあるとしたうえで、「とんちんかんな質問をしているとも思えません」と擁護した。
そして、橋下市長には、「会見で声を荒げたり、記者を非難するときは、痛いところを突かれて誤魔化しているか、その記者からの質問を抑制したいか、のどちらかでしょう」「公の席で、あからさまにここまで切れてしまうと、リーダーとして必要な冷静さとか忍耐強さ、礼儀正しさを疑われる」と厳しくたしなめた。
その一方、批判が相次いだ女性記者に対して、「橋下市長の恫喝に対して、感情的に反応せず、冷静に質問を続けた記者さんは立派でしたし、大人の対応という感じを受けました」とつぶやいている。
この問題についてネットでは「橋下擁護」「MBS件批判」の声が大勢を占めているだけに、市長の発言は物議を醸している。(JCASTニュース)>
杜父魚文庫

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