15628 上海の銅先物・大幅安で中国リスクが再浮上   古沢襄

経済の専門紙・日経新聞が「株、銅急落で中国リスクが再浮上」と報じた。宮崎正弘さんは早くから中国経済の破綻を警告している。
日経新聞は「中国経済への警戒感が戻り歩調だった日本の株式相場に動揺を誘った」と分析して「銅価格の急落で中国景気の先行き懸念が再浮上」と指摘している。
経済については門外漢の私だから「そうなんだ」と素直に信じる他はない。
その折り、経済情報で世界最大の通信社・ロイターが、シドニーから「アジア株が下落、中国の担保需要減を警戒し銅先物は大幅安」と打電してきた。
東京株式市場の日経平均株価が大幅に反落したことと考え合わせると、やはり中国経済は危険水域に入ったとみるべきなのだろう。

ロイターは「上海の銅先物が約4%下落し、2009年以来の安値をつけた」と報じた。銅価格の急落が中国景気に深刻な影響を与えつつある・・宮崎正弘さんの予言が的中しそうな雲行きとなっている。
■アジア株が下落、中国の担保需要減を警戒し銅先物は大幅安
<[シドニー 12日 ロイター]12日のアジア市場では、株式とコモディティーが下落した。米中経済の不透明感に加え、ウクライナ情勢緊迫化を受けて警戒感が広がった。
特に下げが目立つのは上海の銅先物。約4%下落し2009年以来の安値をつけた。中国社債市場で先週、初のデフォルト(債務不履行)が発生したことを受けて、資金調達に伴う銅の担保需要が途絶え、積み上がった在庫が放出されるのではないかとの観測が出ている。
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)アジア太平洋株指数(日本除く).MIAPJ0000PUSは1.1%安。
中国経済の先行きを見極める上で、13日に発表される2月中国主要指標(鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資)が注目されている。
唯一、明るいと言える材料は、経済成長率が一段と減速した場合、中国人民銀行(中央銀行)は銀行の預金準備率を引き下げる用意がある、というロイターの報道だった。
関係筋によると、国内総生産(GDP)伸び率が7.5%を下回り、7.0%に向かった場合には、2012年5月以来となる預金準備率の引き下げが実行される可能性がある。公開市場操作(オペ)や、国有銀行を通じた為替介入も伴う見通し。
一方、不透明感の高まりで恩恵を受けているのは金で、12日は1オンス=1359.25ドルと、4カ月半ぶりの高値をつけた。
原油は続落し、ブレントは26セント安の1バレル=108.29ドル、米原油先物は61セント安の99.42ドル。(ロイター)>
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